サウナ

クマのぬいぐるみが「おかえり」と言ってくれたので抱きかかえてみたら砂になって崩れてしまった

わけあって、このところ、どのくらいだろう、とにかく何日か。 妻と子がおらず、府中の家にひとりで暮らしていた。 その間には不思議なことがたくさん起こった。 朝起きて鏡で自分の顔を眺めていたら夜になっていたり、静かな中をよく寝たと気持ちよく目覚め…

府中の松の湯

気づいたら松の湯に来ていたから、俺はサウナのある銭湯に行こうとしていたらしい。 かつては帯状疱疹の夏を送ったこともあった。 夏は好きだけど、疲れる。 今年はどうも忙しく、夏バテをするいとまもない。 「忙しい」は口にすると損をすることが多い言葉…

川崎競馬場→小松湯

今でも競馬には詳しいつもり。 だけど、ここ数年は「ダラダラと好きなものを眺めるだけ」の時間をなかなかとれない生活をしているので、わからないこともだいぶ増えてしまった。 久しぶりに来てみれば、川崎競馬は見たことがない名前の減量騎手ばかり。 今日…

東京22387人

ロスコの食堂は21時半でラストオーダー。 前はもっと遅くまでやってくれてたのにと思いつつ、コロナ禍を乗り越えて(今また酷いことになっているけど)ここまで営業してくれているだけでも感謝だろう。 かつては東京の地下鉄を24時間走らせたらどうだなんて…

松本に行ってきた

早朝の立川。 立川ミナミのカラカラサウナに入りたくなって、家を出たはずだったのに。 自分との約束すら守れない男が、立川発721のあずさ1号に乗り込む。 車窓には韮崎の観音様が。 松本着938。 駅前にはサウナ「クリーン・アップ」の看板だけが残っている…

ジートピアのアカスリ

「アカスリどう?キモチイイよ」 と、高温サウナの中にまで入り込んでお姉さんが営業をかけてくるから笑ってしまう。 それでいて、20分1800円のアカスリは確かに気持ちがよくて嘘がなかった。 アカスリだけではなく足裏とふくらはぎをほぐしてくれたのも最高…

夏の季語は節電

昨日行った、所沢温泉 湯楽の里。 いかにも「サウナブームです」の雰囲気がない、郊外のスーパー銭湯だ。 少しでもまとまった時間がとれたら、こういう場所でグッタリしているのがいい。 バス停からの歩道が心細くて、歩行者が想定されているとはまったくも…

ユニクロで700円のTシャツ

帯状疱疹になったのは4年前の夏だった。 夏は好きな季節だといっておきながら、毎年4コーナーでバテてしまう。 体力がもたない季節を好むのは、自律神経か思想が狂っているせいだろう。 また昼休みにユニクロで700円のTシャツを買って、帰りに着替えようと…

早稲田 天然温泉めぐみの湯(埼玉県三郷市)

織姫と彦星の間には、源泉100%の天の川が流れています。 200円のかき氷はシロップかけ放題。 「もっと、たくさんかけないと、美味しくならないよ」 と、温浴界の早稲田は実に気前がよかった。 料理だけでなく、食堂そのものが手作りと評するにふさわしい雰…

根性のないイカくらいの歯応え

暑さが俺を狂わせた。 大学に向かっていたはずが、いつのまにか武蔵野線に乗って埼玉を走っていた。 サウナに入るとニュースが流れていて、今日は 電力が足りないから節電しろ、しかし命を守るために冷房は使えという。 俺だけじゃない、もうみんな狂ってし…

日立に行ってきた

常磐線の日立駅には、まさに海岸へつながる海岸口があった。 「特急ひたち」で、「常陸の国」の「日立市」へやってきた。 石巻からやってきた。 海岸口にいた猫が「どうせだったら泊っていけよ」と言うもんだから、日立に泊まることにした。 全部、猫のせい…

石巻に行ってきた

石巻市震災遺構門脇小学校。 東日本大震災の後、世の中は変わってしまった。 世の中が変わったということは、人間が変わったということ。 この中には変わってしまう前の世の中が、人間が、その気配が、温存されているのではないか。 そんなはずはないけれど…

長崎のおじさんのサウナ

「新しいサウナに入りにきた」と素直に伝えるのは悔しいので、「今日は紫陽花の具合を見にきた」と言った。 ニューウイングは墨田区役所ではない。 まして支配人は選挙で選ばれた公職ではなく(社内で選抜された存在ではあるのだろうが)、長崎のおじさんで…

昭島の富士見湯と高知優駿の予想

今日のサウナは昭島の富士見湯。 ここは東京の銭湯にしては珍しく、サウナの追加料金がかからない。 だから俺は480円で入浴して、480円のクラフトビールを飲んで、富士見湯を出た。 午前中は大学へ、そして昼メシも食わずにここにやってきたものだからあっさ…

帰り道に「より道の湯」

俺の鉄道事業法では、仕事帰りはどれだけ大回りをしても遠回りをしても、許される。 総武線に乗るたびに、市ヶ谷で釣り堀を眺めながら、東京は地方のミニチュアにすぎないと思う。 日が落ちるのが早い、というより日が山に隠れてしまうのが早い都留で、19時…

サウナセンターで珍しくボトルを入れて昼間から芋焼酎を飲んだ日以来

4時過ぎに起きてしまったら、もう外は明るかった。 早朝覚醒で間違いないのに、日が長い季節はいいものだと、布団の中で強がっていた。 3日前だったか4日前だったか、サウナセンターで珍しくボトルを入れて昼間から芋焼酎を飲んだ日以来、まともに眠れた手応…

昨日行ったサウナは上野のスパリゾートプレジデント

どうもプレジデントです‍♂️‍♂️‍♂️大変、、、衝撃で、、、ごめんなさい。。。 pic.twitter.com/zsigd7vZtp — スパリゾートプレジデント(official) (@srp0338345181) 2022年5月23日 昨日行ったサウナは上野のスパリゾートプレジデント。 6月30日の閉店が公式か…

副反応明けは幕張温泉 湯楽の里へ

■21日(金) 1940 仕事帰りにワクチン接種 2000 そのまま夕食は喜多方ラーメン坂内で。食欲は普段通り 2400 特にこの日は変化なし。いつのまにか就寝 ■22日(土) 700 いつもの朝と変わらず拍子抜け。妻から「12時間と24時間が壁」 740 妻の言葉のせいかダル…

雨の日は国立温泉 湯楽の里へ

ゴールデンウィークの前から大学に置いたままの自転車が、寂しそうに鈍く光っていた。 寂しそうに、なんて自分でいうくらいなら雨の中でも乗って帰ってやればいいのに、そこまでの思いやりが持てないは冷たい人間だから。 疲れてしまうと物事が面倒になる。 …

晴れた日は昭島温泉 湯楽の里へ

白糸台駅から昭島駅まで、西武多摩川線と中央線と青梅線で490円。 タクシーを利用すると概算で7000円。 だから俺は飛行機で横田基地へ飛んだ。 昭島温泉 湯楽の里。 平日の午前中から昼にかけてののんびりとしたスーパー銭湯の空気と、少々拗ねた人々の雰囲…

日本は五季の国

春が終わると梅雨がくる。 梅雨は明確にひとつの季節であると思う。 春、梅雨、夏、秋、冬。 だから日本は四季ではなくて五季の国。 傘が必要でも、靴がぐちゃぐちゃになっても、昔から雨の音と瑞々しくなる景色が好き。 息子は遠足の予定の日だったのに雨で…

西豊田温泉、磯乃湯温泉、五所川原温泉ホテル、鰐come、みんまやよしつねの湯、青森まちなかおんせん、あおもり健康ランド

藤崎町藤崎老人福祉センター 西豊田温泉(青森県西津軽郡藤崎町) 藤崎駅の側線跡には、かつてりんごを山ほど積んだ貨車が停まっていたのではないかと想像する。 ここは駅から徒歩5分の250円で入浴できる温泉施設で、見上げると赤茶けた天井が確かな温泉成分…

アサヒサウナ(青森県弘前市)

私は、この弘前の城下に三年いたのである。弘前高等学校の文科に三年いたのである。その頃、私は大いに義太夫に凝っていた。甚だ異様なものであった。学校からの帰りには、義太夫の女師匠の家に立寄って、さいしょは朝顔日記であったろうか、何が何やら、い…

毎日サウナ(群馬県前橋市)

・薪ストーブの穏やかなサウナ ・セルフロウリュあり、小声やジェスチャーで「お願いします」「もうちょっと」 ・サウナ室内に照明なし、扉から射しこんでくる浴室の光 ・でかい檜の水風呂が18℃、桶型の一人用水風呂が9℃ ・どちらの水風呂にも天井から水が流…

立川市の西国立駅

はじめて来た銭湯を楽しんだあとの出口、今から10年先の俺を頭から踏んづけて10センチ縮めたくらいのおっちゃんから話しかけられる。 「ここは入れ墨いいのかね」 「いや、すいません、ちょっとわかんないんですけど」 「訊いてきてくれないかな」 おっちゃ…

「人生最後の日もサウナへ」

年寄りだから昔の話をする。 あれは2040年2月19日(日)のことだった。 俺は東京競馬場にいた。 2010年ごろの俺は、「人生最後の日は中山競馬場で」などと言っていた気がするが、当時からすでに脳は緩んでいたので定かではない。 おそらくは最終レース、最後…

天才のいないテントサウナ

遠くへ行きたい。 どこでもいいから遠くへ行きたい。 遠くへ行けるのは、天才だけだ。 (寺山修司『若き日の啄木』より) そこそこ山奥までは来たけれど、朝出発して、朝到着して、朝のうちにテントサウナを開始できるくらいの距離。 汗を流す合間に休憩しな…

令和3年度の終わりに

仕事の後にサウナに入れば、つかの間だけどスイッチオフ……ということにしている。 元来は切り替えベタな気質で間違いないけれど、100℃の部屋で過ごすくらい大げさな儀式をすれば、それなりには切り替わった気分になる。 だからそんなことをこの何年か続けて…

人蔘湯(にんじんゆ)に行ったこと

17時を10分くらいすぎた頃、同じ作業服を着た人たちが入ってきた。 働く人はみんな偉い。 だから一見の客からも「お疲れさまでした」と伝えたくなる。 知るかぎり東京では、人気の銭湯に行列ができる時代になった。 銭湯が生活だった頃、そこに行列はあった…

春休みのニューウイング

「帰る時、一枚でいいから、やっとけよ」と父はチップのことをいう。 「ええ」 「今は、そんな事しないのよ」 「してるよう。気のきいた連中はちゃんとやってんだよ。百円でいいんだ。百円じゃねえや。千円か。ひでえ世の中生きてるな、お前は」 (山田太一…