2016-11-01から1ヶ月間の記事一覧

裏切り者の末路

仕事からの帰路、乗り換え駅で前職の後輩に会う。 かつてより痩せていた。 目が窪んで見えたのは、クマが濃いせいだった。 「若き幹部候補」のような立ち位置だったはずの彼は、しばらく見ない間に疲れた中年男になっていた。 まあ、よくある話だ。 転職によ…

第36回ジャパンカップ

もちろん、元々実績のある馬なわけです、キタサンブラックは。 その証拠が1番人気。 その上で今日のジャパンカップは第36(サブロー)回だったり、朝からカツラギエースとタップダンスシチーが逃げ切るメモリアル映像がやたら流れていたり。 迷いなく、本当…

ジャパンカップ予想

◎キタサンブラック 東京競馬場でも「まつり」を聴きたい。第36回(サブロー)ジャパンカップは北島三郎のもの。前哨戦に2400のG2を選び、ゆったり間隔をとって賞金の高いジャパンカップに合わせてきたところに好感。ここを勝って、余力の有馬記念は2着か3着…

スカイスパと貨物列車

横浜駅直結、スカイビル14階にあるスカイスパのサウナ室から眺めると、富士ゼロックスのビルの下あたり。 単線の線路が敷かれていて、本当に時々だが貨物列車がゆっくり走っているのが見える。 一度、近くであの路線を見てみたいと思っていた。 青い電気機関…

午前5時59分

福島で震度5弱、そして津波警報。 もう一度、またあの日本の終わりを感じさせられるような時がきてしまったかと思った。 寝起きの頭で絶望した。 2011年3月11日。 地震があって、津波がきて、原発がおかしなことになった。 俺の周りでは毎朝バスが空港に向か…

境南浴場

JR中央線に西武多摩川線が接続している武蔵境から徒歩で5分くらいだろうか。 ここは武蔵野市、境南浴場。 看板にある「北欧サウナ」というのがここのサウナのどんなとこを表しているのか、いまいち分からん。 が、木の匂いがして湿度が高くピアノの音が流れ…

マイルチャンピオンシップ予想

◎イスラボニータ この馬はマイルがいい。今になって前走富士Sは急仕上げだったなんて話が出てきたが、それでもヤングマンパワーからコンマ1秒差2着は底力の証。サトノアラジンの追い込みが利く展開になっても、ミッキーアイルが逃げ粘る展開になっても、「中…

立会川とか

今となっては昨日の話。 金曜は仕事を半日で上がって、1レースから間に合うペースで大井競馬場へ。 横浜から速い速い京急に乗って大井競馬場の最寄り、なんとなく控えめな立会川駅で下車。 俺を歓迎してくれる、ありがたい立会川さん。 ああ、そうだったねと…

マルシンスパの外気浴スペースから

渋谷区の果て、笹塚にあるマルシンスパ。 ここに来たのは久しぶり。 京王線沿いということもあって一時期はよく来ていたのたが、しばらく来なかった理由も特にない。 夏場のマルシンスパは水風呂が温くて…というのがよく見た感想。 設備的にどうしようもない…

さらば奨学金

大学時代に借りた奨学金、2208000円。 返還完了証とやらが届いた。 2016年10月と記されていたが、届いたのは11月だった。 日本育英会は、いつの間にか日本学生支援機構に名前を変えていた。 詳しい経緯を書くと気分が悪くなるのでそこのところは省略するが、…

白糸台ミニ鉄道まつり

事前申し込み制、参加費2000円。 その分お土産が充実している「白糸台ミニ鉄道まつり」に息子と一緒に2年連続2回目の参加。 場所は西武多摩川線の白糸台駅構内、白糸台車両基地。 西武多摩川線は、アメリカの投資会社サーベラス(こんな名前だったはず)に、…

エリザベス女王杯予想

◎ミッキークイーン 愛する東スポの本紙舘林、馬匠渡辺が揃って◎。おまけに「泣きの池江」調教師がひと叩きしたかったとしっかり泣いている。これは実績を素直に信じていいサイン、◎で良し。 ○マリアライト 正直、前走のオールカマー5着は何の強調材料にもな…

子どもの気持ち

息子は「保育園は楽しい」と言う。 父親は幼稚園から通い始めたが、「幼稚園は楽しい」と思った記憶は残っていない。 幼稚園に向かうために、朝起きるところから面倒でたまらなかった。 息子は「今日はもう迎えに来ちゃったの?」なんて言う。 延長保育のほ…

独り川越

所沢のベッド&スパに泊まって癒されたつもりの俺は、朝から「時の鐘と蔵のまち」川越へ。 西武線、本川越駅前には剥がされたイトーヨーカドーが。 繰り返すが、ここは「時の鐘と蔵のまち」。 任天堂エンターテイメントショップが。 近づいてみると任天堂製で…

『サラブレッドと暮らしています』(田村正一)

「別に忘れる必要はないけど、たまに思い出して笑ったり後悔したりするくらいがちょうどええんちゃうか?」 園田競馬の現役厩務員さんが著者のエッセイコミック。 並外れて発情する馬、やたら発情させる若き栗毛馬、男社会を和ませる女性厩務員、すぐ涙ぐむ…

11月

11月になったら急に風景まで寒々しく見えるようになった。 所詮、ものの見え方なんぞ気分で変わってしまうのだと思った。 身体も心も疲れていて、毎年この時期になると何とか年末まで逃げ切ろうという一心になる。 何とか逃げ切りながら生きてきたが、近々逃…