今日は研究会の発表に向けたプレ発表会だった。
「忙しそうなんで、一番に発表してもらって、その後は抜けてもらっても大丈夫なんで」と、気遣いをする振りをして朝イチの順番をあてがわれてしまった。
実にアットホームなプレ発表会で、質疑でたくさん痛い目にあった。
人間は痛い目を見ないと学ばないから仕方がないね、特に俺は。
せっかくたくさん叩かれたのに、叩き返さないのはもったいないので、結局最後まで居座った。
プレ発表会を終えると、メンバー4人で小金井のぬくい湯へ行った。
サウナ客で言うところならドラクエだが、他に一人もお客さんは居なかったので問題はなかった。
青森産のヒバが縁取りになっている、少々ジェネリックだがお湯の感触が優しい風呂。
最近は頭や歯が痛くなって(ストレスからくる知覚過敏かもしれないそうな)、バファリンを食って生きているような生活をしているけど、今日は発表前の2錠しか飲まなかった。
疲れた、うんざりした、もう○んでしまいたい。
いつもそんな調子で自分のことばかり話しているのはみっともない。
学問は、例えばどんな学会でも世のため人のため後世のための文脈で大義を持って設立されているので、学んでいる間は少しだけどみっともなさは軽減されている感覚になれる。
最近、佳境に差し掛かっていた論文を1本諦めた身で、偉そうなことは言えないんだけどさ。
あの論文のことは最後まで好きになってやれなかった。
それが敗因だった。
以上