佐々岡真司(広島)5勝17敗、権藤正利(大洋)28連敗

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今日はさ、仕事の昼休みにサウナに入ったの。

もちろん大した時間はないからさ、そういう時は下段に座って15分を1セットだけ。

ろくなことがないのはいつものことなんだけど、自分の具合もいまいちで、もちろん体調が悪い時にサウナに入るのはよくないのは知っているんだけど、芳しくないのはメンタルだったから、まあちょっとゲンを変えるというか、いかにもおっさんくさい動機だけど、溜まった汗をいったん出してしまえば流れが変わるかもと思ったわけだ。

結局なんにも変わらなかったんだけど。

 

うちの母親はさ、たまにここにも書いてるけど、鬱病で苦しんでる期間が長かったの。

当時の自分にそんな知識はなかったんだけどさ、今となっては隔離病棟というか閉鎖病棟というか、そういうとこに入院してた時期もあったんだ。

まあ放っておくと自殺しちゃう状態だったから、そういうところに入れられてたわけだよね。

そんな目一杯に悪い時期を経て、今は70を過ぎたけどさ、元気になって学童保育で働いて先生なんて呼ばれちゃってるんだ。

そりゃ苦しかっただろうけど(周りも苦しかったんだけど)、ある意味では自分の体というか、脳の状態に素直に付き合っていった結果、自分でも楽しいと言い切る今の日々にたどり着いたんだ。

そしてその息子は騙し騙し、ほんとに小手先のテクニックというか、それこそサウナで汗出して水分入れ替えたらもう半日やれるだろうって、イワシの頭も信心みたいな世界で資本主義社会を無理やり泳ぎ続けているわけだ。

泳ぎ続ける必要なんてあった?

俺も素直に閉鎖病棟に入ればよかったんじゃないの?

みんな、他人を批評する時に限っては「身の丈」って好きでしょ?

俺の身の丈は閉鎖病棟だったんじゃないか?

 

騙し騙しでも、なんとかシャバで暮らせる日々のほうがいいというのは、母親の姿を見てきたからこその刷り込みでもあった。

でもシャバで暮らしていて、そんなにいいことあった?まともな出来事があった?明日が来るのが楽しみな夜があった?

まったくないこともなかったんだろうけど、それはせいぜい1993年の佐々岡真司(広島)5勝17敗くらいなもんでしょう。

なんなら今まさに、権藤正利(大洋)28連敗の真っ最中かもしれん。

それに俺はレスラーではないので、なんぼ負けても最後に勝てば勝者になるプロレス形式も適用されないのだ。

 

ぜんぜんまとまらないけどさ、これは日記だからさ、しかも俺自身の日記だからさ、雑な文で許してほしいんだけどさ。

人間、一応は「生きたい」の方向に本能はセットされていると思うんだ。

いろんな事情や病気で「死にたい」に意識が傾いた人も、それでも「生きたい」の本能とのせめぎあいがあるからこそ、時に「自分が死んだら悲しむ人がいる」という優しさがあるからこそ、余分な苦しみが発生してしまうのだと思う。

「死ぬ死ぬ言って死なないヤツは死ぬ死ぬ詐欺だ」と言って笑っているヤツを見ると、希死念慮のかけらもない人間がせっかく明るく育ったところで、こんな屑にしか出来上がらないのかと笑った後にむなしくなるよ。

 

以上