9月21日(水)から9月28日(火)までの日記

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9月21日(水)

起きた瞬間から気分が悪くて、今日が死ぬ日なのかと思った。

怒っているわけでも、吐き気がしているわけでもなく、わかりやすい理由がない分だけリアリティがあった。

具体性に欠けつつもなんとか把握できたのは、臍の奥に黒い塊が沈んでいる感覚で、これが消えずにどうにもならなくて、仕事だけにして大学には行かないことにした。

いや、仕事だってフルタイムなんだけどさ。

なんなら残業付きなんだけどさ。

そんでもってノーサウナ。

 

9月22日(木)

どうしてか「ワイは大企業で、高収入で」と天井向いた自慢話を聞かされてしまってうんざりした。

が、俺も大企業で働いていて高収入だったら、そんな話を繰り広げていたかもしれない。

身内に悲惨な人がいないと、平気で仕事や収入を生きがいにできてしまうのも理解はできる。

下品だとは思うが俺も別に上品ではないし、そもそも世の中からとっくに上品下品の価値観は消滅している。

昼休みにおにぎりを食べてからジムサウナ。

 

9月23日(祝)

実際にはズレがあるらしいが、昼と夜が同じ長さになる秋分の日を祝日にしているのは、今の日本の中では相当に粋な行事?であると思う。

しかし俺は平日と変わらずに働いて、帰りにおそらく誰もいないだろうと研究室に寄ったら本当に誰もいなかった。

ノーサウナ。

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9月24日(土)

6月に一人で日立に行ったのだが、かみね公園という場所に動物園と遊園地があって(「ホリゾンかみね」なるサウナもあって)、これは子ども向けの場所だと思っていた。

寒くなる前にということで、今回は家族4人で茨城へ。

初日はアクアワールド大洗と、阿字ヶ浦温泉のぞみ。

上の子はサウナは覗く程度だが交互浴が好きらしく、パパよりも長く暴風雨の露天風呂を楽しんでいた。

湯上がりはワンピースを読んで、抽選で当たった無料ソフトクリームを食べて、すでに温浴施設での過ごし方は心得ているなと思った。

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9月25日(日)

結局は日立までは行かず、那珂湊の民宿に泊まって海沿いで遊んで帰ることに。

レンタカーを返し、特急ひたちで東京駅に着いて、いったん解散。

俺は北陸新幹線に乗り換えて、富山に向かってスパアルプスに泊まった。

アルプス食堂はなんというか、おば…お姉さんたちのチームワークがよく、団体競技として働いていて、くつろげる雰囲気を作っているように見える。

対照的に個人競技のおば…お姉さんがいい味を出している例としては、ロスコの食堂が挙げられる。

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9月26日(月)

午前中はみっちり、会う人に会って話すことを話して用事を済ませる。

怒られる予感があって、せっかく後厄も終わったのに怒られるのを恐れているなんて酷い失敗人生だと思いながら臨んだが、そんなことにはならなかった。

研究者の真似事はこれからも続いていく。

午後からは福井をウロウロしてコミュニティリゾート リライムに泊まった。

とにかくデカくてなんでもある施設で、街場のサウナ屋と比較するのは無粋な感すらある。

郊外の明らかに車で来る場所ではあるが、「越前開発」という地元の土建屋みたいな名前の駅から歩いても着ける。

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9月27日(火)

リライムの斜め向かいにある、福井市中央卸売市場の喜多亭で海鮮丼モーニングを。

刺身ばかりでご飯にたどり着かなくて、丼の付け合わせにご飯がほしくなってしまう。

帰り道は名古屋駅のホームできしめんを食べて、ウェルビー名駅に立ち寄る。

なにしろリライムが大きな施設だったものだから遠近感が狂ってしまい、もともとコンパクトなウェルビー名駅ではサウナも水風呂もすべて手に取れる場所にあるように見えた。

でもこれがこの店の居心地の良さの理由だからね。

 

9月28日(水)

日常に復帰した初日ではどうしようもない。

ジムサウナで泣いていた。