ロシア国内の入隊事務所では発砲事件が発生し、撃たれた1人が重体になりました。
ロシアメディアによりますと、犯人の男は親友に召集令状が届いたため、とても動揺していたとのことです。
プーチン大統領は24日、動員を拒否したり戦場で脱走するものに対して最大10年の懲役が可能になる刑法の改正案を承認。兵力確保に向け「引き締め」を図っていますが…
(テレ朝news)
「“捨てられる50歳”とかいいますけど、私たちはずっと捨てられてきた。景気が悪いからって会社が勝手に採用を控えたのに、まるで私たちに能力がなかったみたいないわれ方をされてきた。結局、私たちは何者にもなれない。40歳を過ぎても肩書も付かない。先のことを考えると気分が悪くなるので考えないようにしていますけど、病気にでもなったら全て終わりですね」
(日経ビジネス)
自分たちの世代は棄民されたんだと気づいたのは、20代の半ばだったと思う。
それまでは自分の努力が足りないのだと思っていた。
自分たちは努力が足りない世代なのだと思っていた。
棄民という言葉は、かつて東海村で原発事故があったときに、「事故を知った東電関係者だけがすぐに保育園に子どもを迎えにいった。なにも知らされない家庭の子は遊び続けていた」というエピソードを通じて知った。
これが真実なのかどうかはわからない。
ただエピソードが流れていたのは事実。
俺が覚えているのだから。
棄民されたことに気づいた後は、俺たちは戦争に送り込まれるんだろうと思っていた。
ソ連時代にあった、ろくに武器も渡さず盾にするための兵隊を前線に送り込み、敵が盾を攻撃している間に後方から反撃する手法。
俺たちは、もちろん盾。
だから30歳を過ぎたときは意外に思った。
俺たちを盾にして戦争をするんじゃなかったの?
その頃には、俺たちの世代もだいぶ消息不明になってしまって、かつ扱いの面倒な「無敵の人」がどんどん増えて、どうしようもなくなっていた。
盾にすら、利用してもらえなくなっていた。
せっかくこんなブログを開いてくれたのに、ぶっそうな話ばかりでごめんね。
写真は福井、3枚目からは武生(今の越前市)です。
普段は人が休む時に働いて、人が寝るときに起きていて、人が生きているときに死んでいるような生活をしている。
だから、たまにはいいでしょう。
「たまに」があるだけでも、俺はこの世代では生き抜いた部類なんだ。
福井電鉄の越前武生駅から歩いて10分くらいだったか。
ヨコガワ分店へ。
「ここでは蕎麦が」「海の幸が」と言われても、最近はどこでもカツ丼でいいじゃないかと思ってしまう。
心の中に、蛭子能収が芽生えつつある。
ボルガライスはオムライスの上にカツがのっていて、こういうものが最初から名物なんだから武生はいい土地に違いないと思った。
卵の中身はチキンライスだったが、店によってはチャーハンのパターンもあるらしい。
たぶん真ん中の丸いところが、かつては「踏切警手」の仕事場だったんだろう。
福井まで来ても、いや福井まで来たからこそサウナには入りたい。
フラットで広い造りのサウナ室だった。
背中の後ろに手をついて。足を伸ばして汗をかいていた。
なにやら露天風呂がキラキラと光っていた。
それぞれの地域にサウナ有名人がいる時代になろうとは思っていなかったな。
図書館風呂。
カバーがされた本が置いてあって、そこから選んで持ち込むルール。
かつてニューウイングで読書サウナの企画があったな。
あれは自分の本を持ち込むスタイルだった。
【越の湯鯖江店】
https://www.yu-iwashita.jp/sabae/
そんでもって、宿泊は福井市のリライムへ。
シングルで大体6000円、入浴のみの利用もできる。
書き残したいことはたくさんあるけれど、とても書ききれないくらいでかい施設だった。
サウナは壁に炭が埋め込まれたデザイン?で、余計な匂いはまったくしなかった。
水風呂は深く、出た後も肌に冷感が残った。
天然温泉は飲用可能だった。
えち鉄の、地元の土建屋みたいな名前の駅からのろのろと歩いたせいで、チェックインしたのが20時だった。
少なくとも明るい時間に到着しないと、このリライムは攻略しきれない。
戦争には行かなかったけれど、福井にはやって来たよ。
【コミュニティリゾート リライム】