春の湯のサウナ室で

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マスクをしてればそうそう風邪は貰わない。

新型コロナはわからないと思っていたけれど、棄民された状況下でも俺が生き残ってしまったのは、マスクの効果以外にあり得ない。

他にはなんの心当たりもない。

ワクチンだって最近の話だ。

マスクさえしていればなんにも罹らない。

しょっちゅう風邪をひいて、鼻を詰まらせて生きていたコロナ前の俺は、貰いものばかりして生きていたということ。

つまんなかったね。

 

耳のある者は聞け、口のある者は喋れ、金のある者は俺によこせ。

 

こちらは約束を破られることに慣れてしまっていて、相手は約束を破ることに慣れている。

圧倒的に相手のほうが充実した人生を送っている。

 

口が悪い奴は頭が悪い奴。

 

どう考えても「近所のサウナを愛せ」は余計なお世話。

 

会見に出てきた医師会のお偉いさんは、研修医のお礼奉公の件に、なにか思うことはないのだろうか。

 

地方都市の街並みは、日本が立派な国だった時代の遺跡。

 

これからは東京人を思いっきり忌み嫌ってくれた土地に乗り込んで踏み荒らしてやる。

 

賑わっている場所に足が向かないのは素質ではなく気質の欠陥。

 

 

まとまらないけど、まとまらないことを考えながら、三鷹の春の湯の暗いサウナにこもっていた。

サウナくらい頭を無にしてのんびりと、なんてできる気がしなかった。

今はうっすら躁状態なのだと思う。