「今日は大ちゃん帰ってくるからもう少し待ってなよ」とさらに幸運に恵まれて、信じられないことに夕方からは大石大二郎さんが本当に帰ってきて、お仲間の方たちと一緒に飲めるという僥倖!
近鉄バファローズのトップバッターの隣の席でこんなに楽しい酒が飲めるなんて…
懐かしの近鉄バファローズのこと、10.19のこと、サイパンキャンプのこと、仰木監督のこと、その他山ほど。
長年知りたかったことをご本人から聞ける日がくるなんて。
(府中白糸台日記「サウナしきじ(静岡市)と大石商店」より)
「世界の盗塁王の次の盗塁王」大石大二郎さんは、2008年の途中から2009年のシーズン終了まで、オリックス・バファローズの監督を務められた方。
この時は本当に幸運が重なって、ご本人とお会いできて、野球の話をたくさんしていただいた。
俺が実に図々しく「今度はセリーグで監督はいかがですか、ヤクルトなら神宮で観戦できるのでお願いします!(ちょうど真中監督が退きそうなタイミングだった)」なんて言うと、大石さんはもう一度監督に就くことに前向きなように思えたが、周りの人たちは「もう十分だよ」と止めていた。
オリックスで監督を務めていた約1.75年の間、どんどん痩せてクマが濃くなっていく様子を見ていられなかったというのだ。
オリックスの中嶋聡監督(55)が6日、楽天モバイルパーク宮城で行われたレギュラーシーズン最終戦の楽天戦終了後に今季限りでの退任を表明した。球団側は手腕を評価し、9月中旬に来季続投を要請していたが、リーグ4連覇を逃して5位に終わった責任を取り、自ら退くことを決めた。
(デイリースポーツ)
中嶋聡監督は4.5年。
そりゃ疲れるわ。
46歳まで現役だった中嶋監督、50歳まで現役だった山本昌あたりは若々しすぎて年齢不詳の感もあるのだが、さすがの中嶋監督も55歳で、山本昌は59歳なのに今回も中日の監督には就任しなかった。
山本昌はずっと、星野監督の思い出とラジコンの話をしながら年齢を積み重ねていくのだろうか。
それもひとつの成功例か。
オリックスが今季限りで現役を引退した比嘉幹貴投手(41)、小田裕也外野手(34)に来季コーチ就任を要請していることが6日、分かった。同じく引退した選手兼内野守備走塁コーチの安達了一内野手(36)もコーチ専任の方向で調整している。
(デイリースポーツ)
チームはファンのもので、実際は選手のもので、本当のところは監督のもので、結局は親会社のものだ。
先発のマウンドに向かう宮城を「ちばりょ~」と沖縄言葉で励まし、世界の山本由伸に「良い時こそ謙虚に、悪い時こそ明るく」の教えを授けた比嘉さんが残ってくれるなら、今のオリックスの面白さであり良さである人間の強さも弱さも見せながら戦っていくスタイルは、誰が新監督に就こうとも必ず根底に継承されていくと思っている。
野球の日本代表の井端弘和監督が、2年後に行われるWBC=ワールド・ベースボール・クラシックまで指揮を執ることになりました。
(NHK NEWS WEB)
あとさあ、中嶋監督は暗黒オリックスを三連覇にまで導いた手腕はもちろんのこと、日本ハム時代にダルビッシュや大谷翔平、オリックスではもちろん吉田正尚と山本由伸とも一緒に戦った。
未定であれば「WBCの監督へ」と声がかかっていたのは確実で、そこが井端監督に決まったからこそ安心して一息入れる気持ちになったのではないかとも思う。
もちろん推測だけど、世の中では有能な人が休むのは大変なことだからさ。
以上