オリックス・バファローズの日本シリーズ

会議では予告先発の採用が承認され、オリックスは「山本由伸」、阪神は「村上頌樹」と両監督が“発表”。山本は3年連続で投手4冠に輝いた大エース。村上も今季は最優秀防御率を獲得し、リーグを代表する投手に成長した。くしくも、同学年の98年世代で、日本シリーズが開幕することになった。

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明日からオリックス・バファローズ日本シリーズが始まる。

 

どうやっても日本シリーズのチケットは取れなかった。

甲子園は無理だろうという覚悟はあったが、京セラでもこんなに手が届かないのか。

もちろん、俺には「どうやっても」を覆すツテもコネもない。

神戸に宿を取ってクアハウスに行こうと思っていたんだけど、仕方がないから正月にしましょうかね。

きっとまた、孤独の正月なので。

 

CS初戦で、山本由伸が初回に3失点した時点で、これは駄目かと思った。

あれだけ大差でペナントレースを優勝して、そんでもってCSで負けてしまったら、選手たちもファンもしんどい。

マスコミやファンからの嘲笑、世界はオリックスファン以外の悪意で構成されている。

結局山本は7回5失点でも、味方が8点を取って勝利投手になった。

ヒーローインタビューで紅林が「由伸さんがああいう感じだったんで」と連発していた。

しっかり抑えてがっつり打った試合より、どちらかが駄目でもどちらかがカバーした試合のほうが、ベストゲームを見た感慨は深い。

オリックスはこんなに強いチームになっていたんだと今さら思った。

ほんと、遠くまできたもんだ。

 

コロナの時代が一応終わって、久々にまともに行われた子どもたちの運動会では、なぜか六甲おろしが流れていた。

もしも俺が貧乏くじを引いて、PTAの何某かの役員にでもなってしまった日には、SKYを流してやろうと思っている。

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59年ぶり関西決戦でスタンドの雰囲気もこれまでとは違うのではないか、と聞かれた中嶋監督は「こればかりは、まだ僕でも生まれていないので、分かりません」と明言を避けた。

最後にオリックスファンに向けては「本当に熱い戦いになると思います。負けじと応援してほしいです。本当にいい戦いをしたいと思っています」と誓った。

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以上