人生の目的は自分の命の価値を上げること

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会社のお偉いさんがコロナに罹った。

役職は天と地でも、俺にとってはこれまでで最も近しい人が感染したケースになった。

無症状でピンピンしているという話だが、それでも感染がわかったのは、抗原検査なるものが発端だったという。

下っ端にはろくにマスクも配らず酷い現場に送り込んでいたくせに、お偉いさんは会社の決まり事として、定期的に検査をしていたのだとか。

もう慣れてしまったけど、やっぱり俺の命は安い。

命の価値は「世間の人々>うちのお偉いさん>俺」。

こうなってみると、人生の目的は自分の命の価値を上げることにあったように思えるが、まったくもってそれは達成できなかった。

一生をさすがにもう折り返したが、しかしまだ残された敗戦処理の期間は長い。

先発がマック鈴木で3回までに23点取られた、あのオリックスダイエー戦みたいなもんだ。
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一昨日行った鶴見の竹の湯。

最寄りの京急線生麦駅」の字面には、常磐線の「勿来駅」とは違った異界感がある。

15時の開店直後にはさして暖まっていなかったサウナ室は、『科捜研の女』を観ているとじんわりと熱くなり、16時を過ぎてお客さんが増えてくる頃にはエンジンがかかってきたようだった。