外大の前の立ち食いそば屋

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いちいち物事を調べてつべこべ言うのにはもううんざりしているから、正確なことはわからないままにしておくけれど、もう冬至に向かって夕方は陽が短くなるターンを終えたらしい。あとは朝が早くなればわかりやすく明るい時間が延びていく毎日になる。昨日はおそらく気を失うように眠ってしまって、今朝は鼻が詰まって起きた。40歳を過ぎて把握した自分の体の仕組みとして、寝ながら腕が冷えると鼻が詰まってしまう点が挙げられる。特になんらかの花粉が飛んでいる季節になると、この傾向が顕著になる。起きてしまった5時50分は夜というには明るい気がしたけれど、朝・昼・夜で分類すればまだ夜だった。起床後5分で着替えて、iPhoneと千円札だけポケットに突っ込んで、自転車に乗って、外大の前の立ち食いそば屋に向かった。この店は朝6時から営業していて、タクシードライバー不眠症の大学教授と一緒にそばを食べられる。たぬきそばに稲荷寿司を2つ。いちいち物事に理由を付けるのにもうんざりしているので、これを選んだ理由もない。家に戻ると妻と子どもたちは朝ごはんを食べていた。昨日の俺が買ってきた、3個で255円のパンたち。パパのたぬきそばは400円、稲荷寿司は1つ100円だった。「パパは今帰ってきたの?」と訊かれたので「そうだよ」と答えた。子どもたちは大人は自由でうらやましいと言う。パパは今夜は長袖を着て寝なければならない。

 

以上