秋晴れの日は東久留米の第二喜多の湯へ

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「たけのこをぬかないようにしましょう 東久留米市役所」

いやー、こんなに蚊が乱れ飛んでる場所で、たけのこ取りはしんどいでしょう。

松茸だったら無理しちゃうかもしれないけど。

今年の夏には「あんまり暑いと蚊も出てこない」という話があったけど、蚊にとっても過ごしやすい季節がやってきたのだろう。

秋の竹林公園は蚊の天下。f:id:tsumetaimizuburo:20231017073852j:image

上福岡は埼玉にある、北広島は北海道にある、東長崎は東京にある、東久留米も東京にある。f:id:tsumetaimizuburo:20231017073905j:image

毎日毎日、生きていくために嫌なことばかりをやっていると、なにが好きだったのかわからなくなるよ。
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負けるのには慣れているけど、そりゃいつだって勝ちたいよ。

なんでもかんでも、勝ちたいと思ってやってはいるんだよ。
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「自分の子どもにはこうなってほしくない」だけじゃない、他の誰にもこうなってほしくない。

氷河期世代の失敗作(実話)です。

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東久留米駅前にある高庄亭の半チャーハンラーメンセットは、特にお椀にみっちりつまったチャーハンから「俺は『半』でなんか終わりたくない」との思いが伝わってきた。

もとよりラーメンはたっぷりの量で、シュウマイも2個付いてきたもんだから、おかげで夜になっても腹が減らなくて、それでも夜中に何か食べたくなったら面倒なので、帰ってから納豆パスタを0.75人分作った。

そしたら子どもたちが「それ僕も食べたい」と言ってきた。

これまでは俺の作った納豆パスタは食べてくれなかった。

ご飯にのせる以外、納豆は食べない子どもたちだと思っていた。

ひきわり納豆のパスタなら、つるっと食べられるので好きなんだって。
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いろんな場所に行ったつもりになっているだけで、まだ見ていない景色はたくさんある。f:id:tsumetaimizuburo:20231017073848j:image

秋晴れでぽかぽかしていて、長く歩けば汗ばむくらいのいい日なんだ。

でも俺は知っている。

今の時期でも、丑三つ時に多磨霊園の脇を自転車ですっ飛ばして帰っている時は、震えるくらい寒いんだぜ。

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バスの運転士を馬鹿にした国で、誰もバスを運転しようなんて思うわけがない。

当たり前の話じゃないですか。

「俺は馬鹿になんかしていない」、そんなこと言ったって、民主主義と資本主義がほどよく耕一路のミックスソフトクリームになっているこの国では、一応は運転士を志願しないメンタリティのほうが尊重されるのですよ。

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「俺は影響なんか受けていない」という皆さん。

値段が上がって、その分だけ空気がたっぷり入ったポテチなんか食ってる時点で、あらゆる縮小均衡の影響を受けていることに気づきなさい。

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今川焼き&たこ焼き パイたい焼き 焼物工房 みやこ」

パイたい焼きとは?

「えー、開いてないよ」と嘆く親子連れの声。

今日がたまたまお休みなだけなら、まだいいのだけれど。f:id:tsumetaimizuburo:20231017073924j:image

日本はどこまで大きくなるのかと思われていた時代。

東久留米市は1万人から10万人へ、20年間で人口が10倍になったのだという。

どこまでも人が増えれば、住む場所が足りなくなる、学校も足りなくなる、少し遅れてお墓も足りなくなる。

住民たちにとっては恐怖の時代だったのかもしれない。f:id:tsumetaimizuburo:20231017073858j:image

人が休んでいる時に働いているくせに、人が働いている時に東久留米をぷらぷらと歩いていたら、罪悪感というには大げさだけど、なんだか腹の底に余計なものがうごめいている感覚があった。f:id:tsumetaimizuburo:20231017073836j:image

しかし、喋らなくていい日は素晴らしい一日
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トロトロの感触で水量の豊かな水風呂と、それを十分に楽しめるだけの熱を与えてくれるサウナがある。

第二喜多の湯は相変わらず気持ちのいい銭湯だった。f:id:tsumetaimizuburo:20231017073840j:image

そして東久留米の釣り堀は健在だった。

前職で、確かここと関わりのある子と一緒に働いていた。

隙を突いて年上の俺をからかう感じで接してくる、よくいるタイプではあった。

結婚はしたって言ってたな。

営業終了間際の釣り堀に乗り込んで「あいつはどうしてますか?」なんて尋ねる勇気はなかったけれど、まあうまくやっているんだろう。

こういうのはもう、信じておけばいいよね。

 

以上