1枠1番ナムラクレア
元々の安定勢力に、土曜の馬場はどうも内枠有利。圧勝も?
1枠2番テイエムスパーダ
セントウルSであっと言わせた14番人気の逃げ切りも、ここでは先手が怪しくて
2枠3番ピクシーナイト
振り返れば3歳で当レースを勝利していた天才。香港での事故以来冴えないが、前走の末脚には復活の気配も
2枠4番ナランフレグ
去年の3着馬。しかし大敗の前走に加え、スプリントで7歳馬には大望を抱きにくく
3枠5番ウインマーベル
今日の2着馬。しかし前走キーンランドCの16着はいくらなんでも負け過ぎ。特に急上昇の話もなく
3枠6番ママコチャ
前走は初めて1200を走った北九州記念で追い込んで2着馬。前々走の安土城Sも快勝だった。川田への乗り替わりも心強い
4枠7番オールアットワンス
直千競馬が板に付いて、急坂ありの1200ではもはや距離長い感が
4枠8番メイケイエール
例によってピンかパーかの馬。単勝から売れるタイプではあるが、前日4番人気は売れてるなぁ…。切ってなんぼかと
5枠9番アグリ
横山パパらしい追い込む競馬で2着だったセントウルS。中2週の反動がなければ好勝負
5枠10番マッドクール
1番人気9着だった前走CBC賞では熱中症らしき状態だったとのこと。さすがに秋めいてきたここでは「ほどよい」先行力を活かせれば
6枠11番ジュビリーヘッド
丁寧に1200のレースを使われて、他馬との力差が浮き彫りになる結果に。函館SSの2着はあるが、あそこはレベルに疑問符が
6枠12番ドルチェモア
燃え尽きるのが早かった2歳チャンピオン。無事の完走を
7枠13番ジャスパークローネ
逃げ切りで重賞連勝中も、中山の急坂を踏ん張ったら「参りました」のスタンスで良いのでは
7枠14番エイシンスポッター
よほどハイペースにならないと助けてもらえない
8枠15番キミワクイーン
函館→札幌と転戦した後のG1レース。7着だったキーンランドCを使っていなければ惑星扱いもあったのだが
8枠16番モズメイメイ
戦績を見るに逃げないと勝てない馬。ジャスパークローネが先手必至の状況で、また葵Sのようなスタートダッシュを求めるのはいくらなんでも
◎ナムラクレア
○ママコチャ
▲アグリ
★マッドクール
△ピクシーナイト
△キミワクイーン
酒場の片隅で流しの鉄が歌っている。
刺せば地獄
刺されりゃ地獄
全くな、とスシ屋の政が相づちを打つ。
「刺されりゃ地獄だもんな」というわけである。
逃げる馬にとって一番怖いのは「差し」(刺し)だ。
(寺山修司『ネバーセイダイ』より)