1枠1番 フロムダスク
前走のサウジダービー13頭立て9着からの臨戦。上積みがあるとするなら海外旅行でのリフレッシュ効果
1枠2番 モリアーナ
阪神JFでは2番人気(12着)だった忘れられた実力馬。パドックでは馬よりも横山典のやる気をチェックしたい
2枠 3番 ウンブライル
こちらも阪神JFで人気していた馬( 3番人気15着)。ルメールからの乗り替わりでも横山武ならマイナス評価は不要
2枠4番 ショーモン
前にいって粘る競馬で3着だった前走アーリントンCをどう見るか。差し馬を上に見たい東京コースでしかも初めての左回りでは
3枠5番 シングザットソング
毎年レベル云々で批判されがちな当レース。桜花賞7着はここでは上位の実績と見ていい
3枠6番 エエヤン
東京コースで連敗、中山コースで 3連勝の戦績。前にいっていったん緩めて再び伸びた、ニュージーランドTの勝利がむしろ中山巧者の証明に
4枠7番 オールパルフェ
朝日杯FS4番人気6着、スプリングS4番人気7着はここで通用しそうな気がしなくもない。ただ先行するならスプリングSではグラニットよりは前にいってほしかった
4枠8番 セッション
見事に高松宮記念でG1ジョッキーになった団野の騎乗。アーリントンCは2着も勝ったオオバンブルマイとのタイム差はなく、配当の妙味を追うならこちら
5枠9番 ナヴォーナ
しかし田辺さんは乗り替わりで都合よく使われる騎手ですね…。同情はする
5枠10番 オオバンブルマイ
差し馬有利の東京コースと見れば、評価しやすい中断からの競馬に慣れた4戦3勝馬。できればプラス体重で
6枠11番 シャンパンカラー
デビューから東京で2戦2勝。その後の中山での連敗は重賞の壁だったかそれともコース適性の問題だったか。東京に戻って中団からウチパクが全盛期のしばきを見せれば惑星
6枠12番 クルゼイロドスル
出走取り消し。元気でまた会いましょう。
7枠13番 ドルチェモア
なんといっても朝日杯FSを制したG1馬。しかしカルロヴェローチェと2頭出しの須貝厩舎、勝ち目ありと見ていたらこちらにレーンを配したのでは
7枠14番 ユリーシャ
アーリントンCは1番人気11着と逃げて爆死。「今年は先行有利」と決めてかかるならここから入る手はある。人気も全然ないし
7枠15番 カルロヴェローチェ
見栄えのする調教だったが軽量の騎手が騎乗したゆえとの噂も。一にも二にも折り合い次第の馬が、ファルコンSから距離延長の臨戦過程には不安も
8枠16番 タマモブラックタイ
7戦3勝とここではキャリアを積んでいる部類。ただ例の件があって、角田晃一調教師の管理馬がくるタイミングではない気が
8枠17番 ミシシッピテソーロ
デビューの夏で燃え尽きた、ファミコン版のダビスタでよく見たタイプ。とにかく完走を
8枠18番 ダノンタッチダウン
馬場が向かなかったとはいえ、いくらなんでも皐月賞の18着は負け過ぎ。それでも川田が継続して乗ってくれるのは心強いが
◎セッション
▲カルロヴェローチェ
★ウンブライル
△シングザットソング
△モリアーナ
△シャンパンカラー
今年のように成田空港問題から日ソ漁業問題まで荒れ模様の年はダービー路線まで全く混戦である。
ふつう、こんな年にヒーローを待望するのが庶民の心情だが、その条件で一番ピッタリくるとすれば、福永洋一のホリタエンジェルということになるだろう。
しかし、私はこんな年には案外泥まみれの馬が屈辱の底からはいあがってきて、世の中を変えるという気もする。