1枠1番 ラヴェル
デビューから1着→1着→11着→11着。最内枠から最短距離の競馬をしても今回の相手では11着までか。
1枠2番 ライトクオンタム
メッキが剥がれたというか、2戦2勝が過大評価されていた感が出た桜花賞。武幸四郎が自ら調教に乗っても本質的に距離が長そうで
2枠 3番 キタウイング
忘れちゃいけない左回り2戦2勝の実績。ただ近走を見るに最後方から追い込んで何頭抜けるかくらい
2枠4番 キミノナハマリア
フローラS11着からの参戦は参加賞。せっかくのクラシックレースだもん、権利を行使したい気持ちは理解できる
3枠5番 リバティアイランド
能力は断然だが、過去に桜花賞で上がり32秒台を記録した馬はオークスを勝っていない。「飛び抜けて阪神マイルが得意な馬」の可能性も捨てきれず
3枠6番 ゴールデンハインド
フローラSでは緩急自在のレース運びで好タイムの逃げ切り勝ち。追い込みタイプの人気どころを押さえ込む競馬を期待するならこちら
4枠7番 ヒップホップソウル
フェアリーSは1番人気11着、フラワーCは8番人気2着と期待を弄ぶタイプ?今回は間違いなく人気薄だが、決め手勝負で張り合えるとまでは
4枠8番 レミージュ
戦績もさることながら、気性に課題を抱えたままでの距離延長は厳しい。なんとか走り切れ
5枠9番 コナコースト
2月から毎月走って春4戦目では上積みがどうか。デビューからずっと騎乗していた鮫島克駿からレーンへの乗り替わりにも好感持てず
5枠10番 ソーダズリング
先行してペースを作る豊マジックが見られれば好勝負の目もあるが、おそらく前をいくのはゴールデンハインドのほう。短期間に連続の輸送もマイナス要因
6枠11番 ミッキーゴージャス
相手は強いが、結果としてゆったりとしたローテーションでの挑戦はトライアル組より有利かも。夢を買う気持ちで
6枠12番 ハーパー
クイーンC1着→桜花賞4着の臨戦過程からは「結果的に東京向きだった」の解を出すのも可能。ルメールの連続騎乗もプラス
7枠13番 ドゥーラ
冴えない春、ならば斎藤新に経験を積ませるオークスに
7枠14番 ペリファーニア
3着だった桜花賞のゴール前を見るに、春4戦目で乗り替わりのコナコーストより春3戦目で横山武が連続騎乗のこちらのほうが力を出せるシチュエーション。連続3着はモーリス産駒の野暮ったさ?
7枠15番 エミュー
中距離、牝馬同士、スタミナが活きる展開になれば。まだ3歳春でスピードも要求される東京コースには向かない感
8枠16番 ドゥアイズ
毎度けなげに好走はするものの、前走の桜花賞では「その他大勢」の走りだった。ピックアップできても三連単の3列目までか
8枠17番 シンリョクカ
賞金不足が見込まれても、この春は桜花賞からのローテーションにこだわったのは実はオークスが狙いだったから?サトノダイヤモンドの血を信じれば距離延長もむしろ有利に
8枠18番 イングランドアイズ
英国なのか会津なのかわかりにくい馬だが、クイーンCの追い込みは4着ながら距離延びて…と思わせる脚だった。オークスで大本命ハープスターを押さえ込んだヌーヴォレコルトの子でもある
◎リバティアイランド
◯ゴールデンハインド
▲ハーパー
★イングランドアイズ
△ペリファーニア
△ドゥアイズ
△シンリョクカ
土曜日から日曜日にかけての一人ものの男の五つの娯楽は、まず午後のサウナから始まる。サウナでひと汗かいて、それから競馬新聞を買って広げるのである。あとは深夜映画をみて酒場をのぞく。酒場でいい女にでも話しかけられれば万全だが、それがなくても四つまでで、なんとかいい気分になれる。
(寺山修司『住所馬券必勝法』より)