国民は汗くさい

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狭い部屋での会議。空調の制御システムがどうだこうだで、11月になるともう暖房しか入らない設定になっていると説明される、要は蒸し暑い部屋で冷たい話し合いをした午後だった。終わってみると顔が熱くて、赤い。会議の佳境のころに差し込んできた西日のせいで日焼けまでしてしまったらしい。今年は11月になってだいぶ初夏らしい気候になっていて、人からも自分からも汗の匂いを感じてしまうことが多い。本来感じないはずの時期だからこそ、余計に感じるのかもしれない。特に今日の自分はひどいものだった。少しだけ横浜寄りの会場だったものだから、スカイスパで全身と服を洗ってから帰ろうかと思ったけど、スカイスパにはコインランドリーはないのだった。特に服の汗臭さが許せない。帰ったら汗抜きと消毒を兼ねてすべての服を熱湯に沈めてやりたい。毎年女の人はコートを着るのが早いと思ってたけど、今年くらい気温が高いと半袖で歩いている人も結構見かける。寒がりというより、適応するための切り替えに躊躇がないのだな、女性は。そして汗というのは臭いものなんだ。水風呂の前には、しっかりと汗を流すのは国民の義務にしないと駄目だな。あるいは一切循環のない完全かけ流しにするか、AKスパのごとく塩素臭で万全の消毒をアピールしていくか。とにかく俺は帰る。臭いまんまで帰る。せめて空いた各駅停車を使うから、それで勘弁してください。

 

以上