東京競馬場で逢おう 毎日王冠2023

f:id:tsumetaimizuburo:20231010101023j:image

雨の暗い東京競馬場での毎日王冠

毎日王冠|1995年10月8日 | 競馬データベース - netkeiba.com

同じシチュエーションで思い出しちゃうのが1995年なんだから、俺もいったい何年生きているんだか。

あれは雨の馬場にサクラチトセオーやジェニュインがもがく中、大崎昭一に代えて安田富男を乗せたスガノオージが逃げて泳ぎ切ったレースだった。

2着のドージマムテキには、村本善之ではなくて善臣先生が乗っていたんだな。

この年の春のタヤスツヨシが勝ったダービーは覚えていない。

春の終わりか、夏のどこかか、秋の始めか。

そのどこかに俺が競馬を見出した境目があるのだと思う。

そして割合がっつりと覚えてるんだわ、あの頃の競馬は。

なんなら当時の馬柱が浮かんできたりするもん。

若き日の記憶力というか、まだまだ自分のスペックが高かった時代のことだから。

今のほうが覚えられないというか、忘れたいことばかり増えてしまったともいえる。

 

毎日王冠 理想と現実

ジャスティンカフェ 7着

〇ソングライン 2着

▲フェーングロッテン 12着

△パラジ 9着

△シュネルマイスター 3着

 

前の日までろくに寝てなくて、ようやく手に入れた時間を競馬場で過ごした。

誰がなんと言おうとも、自分にとっては正当で正統な過ごし方だった。

まったく予習もできなかったので、前の晩になんとか買えた東スポをそのまま持っていった。

おかげでおっぱいのページも眺めずに捨てた。

勝ったエルトンバローズはまったく買っていないし、前後のレースも当たらないし、それでも来られてよかったと思っているんだから、やっぱり「毎日王冠」は府中の秋の季語なんですな。

外ラチ一杯、なんとか季節に参加できた気がした。

 

以上