毎日王冠|1995年10月8日 | 競馬データベース - netkeiba.com
同じシチュエーションで思い出しちゃうのが1995年なんだから、俺もいったい何年生きているんだか。
あれは雨の馬場にサクラチトセオーやジェニュインがもがく中、大崎昭一に代えて安田富男を乗せたスガノオージが逃げて泳ぎ切ったレースだった。
2着のドージマムテキには、村本善之ではなくて善臣先生が乗っていたんだな。
この年の春のタヤスツヨシが勝ったダービーは覚えていない。
春の終わりか、夏のどこかか、秋の始めか。
そのどこかに俺が競馬を見出した境目があるのだと思う。
そして割合がっつりと覚えてるんだわ、あの頃の競馬は。
なんなら当時の馬柱が浮かんできたりするもん。
若き日の記憶力というか、まだまだ自分のスペックが高かった時代のことだから。
今のほうが覚えられないというか、忘れたいことばかり増えてしまったともいえる。
毎日王冠 理想と現実
◎ジャスティンカフェ 7着
〇ソングライン 2着
▲フェーングロッテン 12着
△パラジ 9着
△シュネルマイスター 3着
前の日までろくに寝てなくて、ようやく手に入れた時間を競馬場で過ごした。
誰がなんと言おうとも、自分にとっては正当で正統な過ごし方だった。
まったく予習もできなかったので、前の晩になんとか買えた東スポをそのまま持っていった。
おかげでおっぱいのページも眺めずに捨てた。
勝ったエルトンバローズはまったく買っていないし、前後のレースも当たらないし、それでも来られてよかったと思っているんだから、やっぱり「毎日王冠」は府中の秋の季語なんですな。
外ラチ一杯、なんとか季節に参加できた気がした。
以上