ソフトバンク7-0オリックス(長崎県営野球場)

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夕方の手前にチェックインしたら、みなとサウナの前には「本日のカプセルホテルは『満室』です」と掲示が出ていて最高だった。

すぐそこの大波止の電停で路面電車を待っていると、赤迫行きが通過していった。

新幹線の開通に触発されて、長崎電気軌道も特急運転をはじめたのだろうか?

次の赤迫行きも「本日は臨時の運転もありますので、そちらをご利用ください」とアナウンスしながら、通過していった。

その次にやってきた浦上車庫行きはガラガラだった。

ソフトバンクのユニフォームを着た家族連れのお父さんに、「この電車は野球場までは行きませんよね?」と訊かれて、「いえ、終点のひとつ前の大橋で降りたらすぐですよ」と答えた。

なんだか長崎市民になったみたいで、これも最高だった。

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長崎県営野球場では、しばらくプロ野球の開催がなく、それがここ2、3年でまた戻ってきた。

プロ野球の地方開催は街のお祭り。

賑やかなのは嬉しいことだ。

混んでいるのすら喜ばしい。

今夜の長崎県営野球場は満員御礼だった。

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ソフトバンクのファンばかりのスタンドからオリックスの選手を眺めながら、旅先ではせかせかと歩きまわるより、じっと同じ方向からの風を受け続けていたほうが、その土地に来た実感が持てる気がした。

 

以上