昼メシを求めて研究室を抜け出したら、いつのまにか立川競輪場の食堂に着いていた。
もつ煮定食ひとつ。
「ここの席が一番風が当たるから、涼しいわよ」
「たくさん食べて栄養つけていって」
「これ、お茶はウーロン茶が入ってるから、暑い日はサービスしてるの」
「あら、私も写真撮ってもらっちゃおうかしら」
夏休みに親戚のおば…お姉さんの家に来たような立川競輪場だった。
そして素晴らしい47.4倍の車券をプレゼントしてくれたのも、ガールズケイリンの近澤諒香さんだった。
立川の女性たちはみんな素敵。
涼を求めて研究室を抜け出したら、いつのまにか立川の梅の湯の前に立っていた。
水風呂はこれぞ多摩の水!といった印象の、なめらかで加工感のない20℃。
だいぶ久しぶりに来たものだから「今日の男湯は2階です」と言われて、ロッキーサウナの熱にあたったところで、1階との違いがあるのかどうかもわからなかった。
また来る。
帰り道にはビールを求めて武蔵境の駅で降りた。
「中央線ビールフェスティバル2023」でフルーツビールを2杯飲んだ。
なんのフルーツだったか覚えていない程度には酔ってしまったのだろう。
図書館の目の前でこんなイベントをやってしまうのだから、武蔵野市は器が大きいとしか言いようがない。
市議会ではゴチャゴチャあるみたいだけれど、それはまあ、自分が住んでいるわけじゃないからいいや。
結局、大学には自転車を持っていっただけの一日になってしまったけれど、それにしてはいろいろあった7月22日だった。
以上