喜連川温泉→お丸山ホテル→宝湯

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鉄道で旅をしていると、ちょくちょく見かける地名ではあるのです。

それでもなかなか目的地にはならない分、「黒磯駅」と言われて所在地を答えられる人はどれくらいいるでしょうか。

しかし、ここは確かに2005年までは黒磯市だったのです。
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東北本線から、喜連川人車鐵道に乗り換えます。
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人車鉄道の動力は人間です。

世の中は結局、人間が動かしているのです。

期待していたAIもロボットも、なかなか人間から生業を奪う段階にまでは至っていないように見えます。

機械よりも人間のほうが安いから、こうなってしまうのでしょう。
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車内はどうもサウナ室にしか見えませんでしたから重症です。
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佐倉市は千葉県にあります。

さくら市は栃木県にあります。
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月曜にやってきたら、頼りのバスが月曜運休でした。

この日は18キロを歩きました。

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喜連川温泉は去年、火災があってから休業し、秋になって復活しました。

入口にあった「祝 500万人達成」の垂れ幕が誇らしく見えました。
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日替わりの浴室は、この日の男湯がボナサウナの順番でした。

水風呂はどちらも露天にあるステンレスの浴槽です。
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残酷だからこそ美しい世界の中で、私は残酷を演じる立場で世界に参加しています。
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入院させられて「あと3ヶ月です」と言われたら、「3ヶ月なんて言わないで、もう終わりにしてくれませんか」とお願いします。

しかし私は相手が雇われであるのも理解できるので、「まあ、仕方がないですね」とあきらめて、こうして歩いて見た景色を思い出しながら、残り3ヶ月の時間潰しをするのでしょう。
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短気な人がやらかした、後片付けをするだけの毎日を生きています。
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わざわざ私の味方をしてくれる神様なんぞいるはずがないのですよ。

神様にだって党派性はあるでしょう。

利権を持たない者を救う神様はいません。
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「丸山ホテル」ではなく「お丸山ホテル」であるのは必然なんです。

近くに「お丸山公園」がありましたからね。
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もはやセルフロウリュは地雷!の感覚になって久しいのですが、このお丸山ホテルのサウナ室は自由自在に使えて、おかげでマルシンスパに導入された当初以来の、セルフロウリュの楽しさを思い出しました。

マイルド寄りに設定されたサウナ室を、好みの体感にむけて作り上げていく感覚を。
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この前「40年も生きてきてまだ人を信じているの?」という話をしました。
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ここから先では、これまでよくしてくれた人たちと再会したいのです。

なにも煩わしいことなく安息をくれた場所を再訪したいのです。
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子どもは教えた通りには育ちません。

私自身は、思った通りに体が動かない年齢に差し掛かってきました。
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クリエイターさんはPR広告の作成で忙しいらしいので、あらゆる創作は素人たちでやっていきましょう。
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あなたの目に映っているのは事実であって、真実とは限りません。
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あなたも私も、実はウサギだったのです。

仕事が近づいてくる音が聞こえてきたら、耳を絞って走って逃げましょう。
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帰り道は宇都宮の宝湯で、トロトロの水風呂で足元をほぐしてから帰ります。
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この宝湯以外に「サウナ室ではマスクをしてください」の店を知りません。

ただサウナ室では大谷のホームランに「おぉ…」と感嘆する程度だった親父たちが、水風呂に入ると大きな声で最近の景気の話をしていましたから、こんな世の中はもう限界なんでしょうね。

 

以上