馬橋バスセンターの水風呂は常磐線の色

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今日はろくに寝もしないで大洗まで行って(水戸の先はさすがに遠かった)、潮騒の湯というところでサウナに入った。

いつもならのそのあたりの写真をペタペタ貼り付けて、ツベコベいう日記になるのだけれど、帰りに寄った馬橋(「まばし」と読む)バスセンターのサウナと水風呂が良かったので、そちらから書き残したい。

 

遠赤ストーブが唸るサウナは事前情報では120℃、実際に入っても室温計は120℃。

ただ室温計はかなり高い場所に掛かっていたので、熱が溜まってある程度高い数字になっている感があった。

同じ120度ならつぼやのサウナのほうが熱は強い。

それでも鼻の粘膜がヒリつくくらいだから、なかなかのサウナ。

中温からアウフグースやセルフロウリュで体感温度を上げる現代的なサウナとは対極の、アンチ現代なサウナだった。

 

水風呂のタイルはエメラルドグリーンで常磐線色だった。

最寄りの馬橋駅常磐線の駅だ。

水温計は18℃だったが締まりのある体感で、普段ならそうそう長く入れない冷えがあった。

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最近は脳のCPU使用率が100%をキープしてしまうような生活をしていて、今朝も4時まで勉強らしきことを続けていた。

もう寝ながらものを考えている感覚まであって、サウナに休息を求めつつも休み切れている感覚がなかった。

体が温まり切る前に、じれったくなって動きたくなることが増えた。

てんかんの持病がある友人が、いつも発作が出る数日前から、脳が揺れている気がすると話していたのを思い出していた。

 

こうして頭の中がザワザワしている状態が続いていたのだが、この馬橋バスセンターのサウナで熱せられて、常磐線カラーの水風呂に入った直後、俺は呆けた。

薄目になって、口は半開きで、さすがに口の端からよだれを垂らさない程度の意識は残っていたけれど、呆けた。

CPUの使用率が久しぶりに下がった。

解放されて、解凍された感覚があった。

サウナと水風呂のバランスの結晶だったのだろうか。

 

いつも弱者の兵法で、持っている武器を目一杯に回転させて戦う方法ばかりを考えてきたけれど、そもそも武器を増やす方法も考えないと、またCPUの使用率100%の毎日が続いてしまう。

それでも大学院、なんとか出願書類の準備まではできた。

まだそこかよと言われそうだけど、それに今週中にまた叩かれるのだけれど、形にはなんとか。

今夜くらいはぐっすり眠ってやりたい。