息子の「ファミコンがしたい」という希望を叶えるために、ニューウイングまで行った。
おそらくママとは来ないであろう街、錦糸町。
小学生とサウナ屋に行くのは面白いもの。
パパのロッカーが183番、隣の息子は185番。
「どうして184番はないの?」と訊かれ、こういう場所では死を連想させる4番は使わないのだと教えると、「そんなとこにこだわっても死ななくはならないのに」と言う。
今日12月27日は平日と年末モードの狭間だったが、「パパと一緒でお仕事頑張って終わらせた人が来てるんだね」とも言う。
彼にはサウナの作文によくある、まずはおじさんをディスって字数を稼ぐ発想はない。
これまたサウナの作文の書き出しに頻出する、サウナ室は熱さに耐える我慢比べの場所だというイメージも、まったく持っていなかった。
彼に言わせると、サウナとはみんなでテレビを観る場所で、氷をおいしく食べられる場所らしい。
結局はそれほどファミコンはせず、サンタさんからもらったSwitchをやりながら、5階でゴロゴロしているのだった。
ところであの支配人は、俺の顔を見ると「なんだ、今日は混んでるのか?」などとぶつぶつ言っていたが、息子には「いつもお世話になっています」と丁寧に応対してくれていた。
なんでや?