どれだけ酷い凡退の打席で終わっても、いいイメージで終わること。
ボールの上を擦った内野ゴロを打ったら「思ったよりボールが来ていない。この投手ならじっくり引きつけて次は打てるはず」と思いながらベンチに帰る。
ライナーが正面を突いたら「打ち方は良かった。練習の成果は出た。ツキを次に残しただけ」と気持ちを先に向ける。
見逃しの三振をしても「狙い球と違った。むしろボールは見えている」と自分に信じ込ませる。
かなり無理筋もあるが、これは高校球児だった頃の習慣だった。
いいイメージで終えることが次の打席、次の練習、次の試合に向かう意欲につながる。
そんな殊勝なことを思いながら生きていた時代だってあったのだ。
まったく部活での経験なんて、人生には活かされないものだとしか思えないが、それはまあ。
このいいイメージで終える思考法は、デーブ大久保もYouTubeで同じことを語っていた。
俺は週刊ベースボールで漢字を覚えながら育ったので、たぶんそこから学んだものだったと思われる。
しかしなあ、今日行った上野の北欧は、どうもサウナ室以外はザワザワしていて、肝心のサウナ室は以前より温度が低く(それでも100℃はあったけど)、水風呂は緩かった。
たまたまそんな日だったということで今日のところは消化しておくけれど、せめて水風呂だけでもキンキンだったら、いいイメージで締めくくれたのにと思う。
最近の北欧はどうなの?