【可憐の夢】天皇賞・春予想【2021】

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◎カレンブーケドール

○ディープボンド

▲ワールドプレミア

△ユーキャンスマイル

アリストテレス

△ディアスティマ

 

◎カレンブーケドールはここまで14戦2勝。しかし他は2着7回、3着2回。オークスでも秋華賞でもジャパンカップでも2着に来たことがある。善戦ホースにありがちなナマクラさは感じられず、いつも一生懸命実力を出し切るイメージ。ならば3200m、距離伸びて他馬が不意を突くような鋭い脚を使えない条件になれば、単勝の目も出てくる。ある程度先行して押し切る形になれば、この可憐さと健気さが同居した牝馬が、ようやくビッグタイトルを手にするはずだ。

 

○ディープボンドの前走、阪神大賞典は確かに強く、今年の天皇賞・春阪神開催となれば無視はできない。が、前々走の金杯14着はどうなのか。阪神大賞典があまりにハマった好レースだった可能性もある。前哨戦を見事に勝ちすぎた馬には注意、しかし◎より前の位置取りで残る馬がいるならばこれだろうとも。

 

▲ワールドプレミアは◎を差して勝つならこれのイメージ。ただ去年のジャパンカップ有馬記念では◎の後塵を配している。阪神開催で例年よりスタミナを要求されるレースとなった場合に、再内枠の最短距離で。

 

△ユーキャンスマイルは京都開催では生きなかったダンスインザダークの血、△アリストテレスは地力一番だが調整過程に?、△ディアスティマは貴重な阪神3200mの経験で。

 

 問題は軍資金だが、ここ一本というときに限ってあるべきものがない。そこでトルコの桃ちゃんに一本勝負するから「一万円貸してくれ」と頼むことにした。

 トルコも最近不景気とかで、トルコの桃ちゃんはしぶしぶだったが、馬に「カネ」がついているからオーケーということで話はまとまる。きょう、桃ちゃんの客になる男は、その分だけサービス代が高くつくよ。

寺山修司『住所馬券必勝法』より)