思い浮かぶのは、その日の大相撲の結びの一番を密集して眺めているシーンで、ユーランド鶴見のサウナ室には正直汗くさいイメージがあった。
それが約2年ぶりに来てみたら、カラッとした空気の爽やかなサウナになっていた。
見るとどうも最近、板を貼り替えたらしい。
新しい木の香りに深呼吸をして、体の中まで熱くなっていく。
水風呂は痛覚が刺激される一歩手前だったので、おそらく14℃あたりだろう。
ここの水風呂はかつて10℃を切る設定がされていて、実際に当時のデジタルの水温計に「7.9℃」なんて表示がされているのも見たことがあった。
自前の水温計を持ち込んで計ってみたら12℃だったなんて話を聞かされて、「無粋だな」と感じたこともあった。
とりあえず、今日は14℃でまったく不足は感じなかった。
最近はわかりやすいサウナの熱さ、水風呂の冷たさにこだわる店は減っているように思う。
今日は珍しく友だちとのサウナ。
「まだサウナブームなの?」と訊かれたので、「空前のサウナブームなんだぜ」と答えた。
月曜昼のユーランド鶴見はガラガラだった。
4階のビデオルームの後ろのほうの、あのでかいクーラーの風が直接当たる席がいいよ。
光熱費高騰がなんだ、電力不足なんぞどこ吹く風の気概が感じられるから。
以上