社会人は賄賂がほしい

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IOCのバッハ会長は選手やIOC委員、それにすべての関係者に「オリンピズムとコロナ」というタイトルのメッセージを送り、22日、その内容がホームページで公開されました。

この中でバッハ会長は、夏以降、屋外競技を中心にいくつもの国際的なスポーツ大会が再開していることに触れ、「選手や競技団体だけでなく一般の人たちが、スポーツが生活に不可欠な一部として復活することを強く望んでいるのは明らかだ」と述べ、社会におけるスポーツの役割の大きさを強調しました。

一方、東京大会の招致を巡り当時の招致委員会から、シンガポールの会社におよそ2億2000万円が振り込まれたことが、賄賂に当たる疑いがあるとして、フランスの司法当局が捜査している問題について「捜査の推移を見守りたい。2016年に設置したJOCの調査チームは正当な手続きにのっとって調査したと認識している」と述べ、JOCとして再調査する考えはないことを明らかにしました。

(以上NHK NEWS WEBより)

もう今年はうんざりすることばかりで、さっさと終わってくれて構わないのだけれど、どうやらオリンピックが開幕し、パラリンピックが閉幕するまでは、2020年が続くことになっているらしい。

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賄賂なんて、渡すほうでも渡されるほうでもまったく関わったことがない。

そんな仕事をしたことがない。

金を渡したら割り込めるような、金を貰ったら便宜をはかれるような、そんな軽い仕事はしてきていない。

22歳の頃から「社会人とは」「働いて金を貰うということは」などなど、就職氷河期に乗じて上から目線の訓戒を垂れたがる年長者ばかりと付き合わされてきたものだから、彼らのことは忘れてしまったけれど、言葉だけが脳内に取り残されていてたまに蘇ってしまう。

これまで俺が思ってきたよりも、思い込まされてきたよりも、世の中なんて案外軽い仕事で構成されているんじゃないですかね?
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結局マスクなんかして外歩かなきゃいけないうちは、何をやっても全部ダメだね。

今日もまたそう思わされてしまう出来事がマシマシだった。

しかし手応えからすると、かつてのような就職氷河期はやってこないと思う。

それほどまでに少子化は進んでいる。
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ここは幡ヶ谷、路地の向こうの観音湯。

明るい時間に来るのは珍しい。
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俺は観音湯の湿度のある格納式サウナと、深い水風呂が好きなのだ。

笹塚を乗り越えて幡ヶ谷までやって来たのは、混雑で入店もままならなくなったマルシンスパの代償行為ではない。