輝ける未来は田舎暮らしで県外ナンバー狩り

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熊を撃った、熊を仕留めた。

そんなニュースを見ると、親熊を撃たれた子熊たちは今頃どうしているのかと思う。

 

大企業が倒れるかもしれない。

事情はよく分からないのだけれど、その子会社で働いていた知人は、確かに今月末で解雇されることになってしまった。

とりあえず田舎に帰るのだというが、それもまた気が重いのだという。

そうなんだよね。

リモートワークでこれからは移住だ、田舎暮らしだなんて煽り文句も見るけどさ。

田舎に住むということは、県外ナンバー狩りなんてのを正義感でやれる精神性の、そんな人間たちが相当数含まれたコミュニティに身を投じて生きていくということだ。

「俺は田舎の自然環境だけを享受する」と一匹狼を気取っても、自分の子どもがそんなコミュニティの中で成長してしまう様子を見続けていくことにでもなるとしんどい。

 

本来東京というのは暮らしやすい。

だからこんなにたくさんの人が暮らしているのだ。

俺は小さな頃から田舎を出たかった。

夢があるわけでもなく、やりたいこともまったくなく、それでも田舎を出たかった。

そう思っていた、というのを今日思い出した。

それだけ。

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今日のサウナは相模原のJNファミリー。

先日『サウナを愛でたい』で取り上げられたばかりで、その喜びが店内に溢れていた。

受付のカウンターで確か「ヒャダインセット」だったかなんだか、入浴と食事がセットになったメニューも見たな。

喜ぶ時は全力で喜べばいい。

商売なんだから盛り上げればいい。

時折登場する変に戒めたがる人間は、他人の不幸を食って腹いっぱいになりたいだけなのであって、こちらの財布でメシを食わせてやる必要などないのだから。

俺は『サウナを愛でたい』に出る前から、このJNファミリーを結構、応援している。