「反対派の声にも負けず」

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東京オリンピックパラリンピック組織委員会元理事の高橋治之容疑者(78)は、出版大手KADOKAWA元専務の芳原世幸容疑者(64)らから大会のスポンサー選定で便宜を図ったことへの謝礼などとして、総額7600万円の賄賂を受け取ったとして6日、受託収賄の疑いで東京地検特捜部に再逮捕されました。

(『NHK NEWS WEB』より)

「子どもたちまで自粛自粛の毎日を送っている時に近所でデカいイベントなんぞやってくれるな」ということで、去年の夏のオリンピックには反対で、ほんと勘弁してくれよの気持ちで開催中をやり過ごしていた。

ずっと不安だった。

実際、京王線でビール飲みながら高尾山に向かう外国人のグループ(プレス?選手?)も結構いたしさ。

それが終わってみたら「反対派の声にも負けず無事に開催され…」なんて、俺は手頃な悪役として扱われていた。

 

安倍晋三さんの国葬については「言い出したんだからやるんでしょ」という感じで、話が出た時から特に思うところもない。

ただ反対している人も多いので、きっと今回も「反対派の声にも負けず…」の文脈で、美しく感動的な記事が出るのだろう。

あと費用について「国民1人あたり10数円」なんて都合よく小さく見せた表現をするのはやめろ。

16億5000万円もあれば、就職氷河期対策の施策の一本くらいは打てるはずなのだから。

 

以上