代休の午後は湘南の海へ。
写真を撮っていたら左足を波に飲まれてしまった。
「平塚漁港の食堂」なる店で遅めの昼食。
俺にしては相当に豪華なものを食べてしまったので、残りの今週はカップラーメンで昼を越さなければならない。
カップラーメンでも食えるだけマシ、という世界も知っているから問題はない。
ある店に人々が殺到し、ある店から人影が消えるのがブーム
マスコミに取り上げられ、目が肥えた批評家が増えれば、ブランドになる店が生まれ、逆ブランドが付く店が取り残される。
ある店は混雑することでサウナブームを証明し、またある店は閑散とした店内でサウナブームを証明する。
昨今の空前のサウナブームの風にのり、老朽化した建物でありながら、各種メディアからも多数掲載いただくなど、当館の賑わいもかつてないほど増しております。大変ありがたいことですが、それに甘んじてトラブルを起こしながら営業を続けるわけには参りません。苦渋の選択ではございますが、ここで思い切って閉館の決断をさせていただくことになりました。
その一方で私のサウナへの関心と情熱は、とどまるどころか、ますます大きくなっており、今後はサウナ業に関するさらなる研究と研鑽を積んで、またいつの日か新天地にて皆様をお会いできればこの上ない喜びでございます。閉館まで残り少ない期間となりますが、最後まで変わらぬご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。
平塚のグリーンサウナはマスコミに取り上げられ、目の肥えた批評家に絶賛され、ドラマ『サ道』にも登場するブランドのある店になったものの、老朽化には勝てず閉店することになってしまった。
14時のサウナ室に「かち割り氷いかがっすかー」と売り子のお兄さんが入ってきた。
かち割り氷といえば夏の甲子園だが、今年の夏には無観客試合なんてことなく、通常通りの開催ができるだろうか(夏までに元に戻らなかったら経済がヤバいな)。
その前にオリンピックは開催できるのだろうか(俺はもう無理だと思っている)。
分からないことばかりだが、この平塚のグリーンサウナが5月6日に閉店することだけは確実らしい。
かち割り氷はロングの紙コップでメロンソーダに大量の氷、100円だった。
グリーンサウナがなくなったら再び平塚の街を訪れることがあるかどうか。
そもそも俺はグリーンサウナ以外を目的に平塚の街を訪れたことがない。
さらば平塚、グリーンサウナ。
おそらくは今日が別れの日になる。