風景とか、食べ物とか、サウナ屋の入口とか、そんな写真ばっかり撮っていると「無駄なものを」と思われがちで、自称・口の悪い本音で本質を語る人たちは、なんなら直接そんなことを言ってきたりする。
まあ、そんな写真をおっさんが撮っている構図自体が馬鹿にされる要因なんだろうけどさ、実際は。
けれどもそんな見られ方にも挫けずに、撮った写真をしばらくたってから見返してみると、案外といろんなことを思い出せたりする。
それがメモのような、切れっ端のような写真であっても。
容量との勝負になるけど、残せる写真は残しておけ派。
その前提として、まずはみっともなくても撮っておけ派。
病気になって、もう病院から出られなくなって、意識だけは動いている。
そんな時の暇つぶし、記憶を解凍する取っ掛かりに写真は有効だと思う。
そういう自分への備えをしながら生きていると思えばいいんじゃね?
最後のベッドの上で退屈しているのはもったいないよね。
あと、口の悪いやつはそもそも頭が悪い。
以上