水風呂屋

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夏至はとっくに過ぎてしまったけれど、今でもまだ4時半を回れば窓の向こうは明るくなってくる。もちろん午前の話だ。論文の直しをしているうちに明るくなってしまった。先週受け取った査読の結果は、人間性を否定されるようなものではなかったから、それだけでも上出来だった。自分で自分を貶すのは勝手でも、他人に貶された時に芽生える怨念は面倒くさいので、それを避けられただけでもよかった。だから自分にとってはもう100点満点だった。夏は子どもたちの昼食や弁当の関係で、どうも冷蔵庫の食材に手をつけにくい。早朝に腹を空かした俺はコンビニに行っておにぎりもパンも買った。あとから起きてきた妻が「夜はどこかに出掛けてたの?」と言った。すぐにはうまく眠れなくて、下の子を学童に送り出すまでは起きていた。動画を見ていた上の子は、起きたらどこかに行っていた。昼から仕事に向かって、帰りはジムサウナに寄った。あと気温が何度高い夏になれば、サウナ屋ならぬ水風呂屋が現れてくるのだろうか。

 

以上