今日も酷い一日だった

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平成最後の6月初日は、出張してとにかく頭を下げるお仕事。

 

1か所目では「あんたに謝ってもらってもねえ。ところで本当はどこの人なの?群馬?私最初に結婚したのは群馬の人だったのよ。じゃああんた、上毛かるた知ってる?知ってるんだ、じゃあ本物だね。私が最初に結婚したのは(以下ループ)」

 

2か所目では「謝っても無駄だよ。もっと偉い人に直接来いって伝えて、絶対。俺は許さない。だからあなたは早く帰りなさい。何かあったらうちで長く説教してたことにしてあげるから、今日金曜だし、あ、そこに美味しいお店があるから寄ってきなよ。ビール1杯タダになるチラシあるからほら。2枚持ってく?1回来店で1枚まで?気にしないで2枚出しちゃえば大丈夫大丈夫」

 

昨日は夕焼けがとても強くて、そういう空を見た翌日は地震が起きたりするものなので、気にしていたけれどビール飲んでたらどうでもよくなった。

ビール1杯タダのチラシは2枚出したら2杯出してくれた。

東京競馬場で逢おう 日本ダービー

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入口でマイネルホウオウが「おお、久しぶり」。

NHKマイルカップインパルスヒーローとのワンツーで馬単50000円超の配当をもらったのは懐かしい思い出。

引退後、北海道で乗馬になると聞いた後は消息不明だったので、再会できて一安心。

こいつは縁起がいい、これはもう的中間違いなしと意気込んで臨んだダービーだったのだが…

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全てのサラブレッドはダービーを目指す、と信じている。

カネヒキリ産駒のテーオーエナジーくん、君のチャレンジは嫌いじゃない。

夢を叶えるためには、まずはゲートに入ってなんぼ。

関わった人たちはみんな一緒に夢を見ることができたはず。

18着でもお疲れさまでした。

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8レース青嵐賞は1000万下。

ここで2分22秒9なんてタイムが出てしまったから、果たしてダービーはどうなるのかと思った。

俺のダービー◎はキタノコマンドール皐月賞を見直すたびに末脚に魅せられて軸にしたのだが、大外一気が決まる馬場ではないというのがこの時点での印象。

それでも3枠5番、デムーロが我を張る騎乗で内をこじ開けて来るのではと改めての期待。

ここで考え直しておけばよかったのだが、それでも3着コズミックフォースにはどうやっても行き着かなかったな。

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ブラストワンピース、10キロ増。

この馬が一番強いと考えていたが、陣営が絞れない馬体を減らすためにハードワークを課していると聞いて、評価を一段下げた。

他馬と戦う前に、己との戦いが先に立っている状況では信頼しがたい。

今日はいかにももう少し絞れていれば、と思わせる伸びて僅差5着の結果。

この馬には夏を越えたらまた注目。

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パドックはもう待っていられないとばかりに、勢いよくダノンプレミアムが飛び出してきたのが印象的だった。

後ろのタイムフライヤーがとぼとぼ歩くタイプなもんだから、余計に際立って元気に見えた。

やはり敗因は距離なんですかね?の6着。

「ゴールに入ってすぐ止まったくらい、目一杯に走ってくれました」

川田のコメントもそんな感じだった。

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そんでもって今年のダービーは福永ワグネリアンが勝ちましたとさ。

2分23秒6。

ワグネリアンが頭の馬券なんて、当たり前のように持ってない。

約12万人が入っていた東京競馬場、悲鳴と歓声の後に「やっと福永勝ったか」と笑顔が広がっていった。

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ダービージョッキー福永祐一、福永家の悲願達成。

これで来年の高知競馬、福永洋一記念はダービージョッキーとしての凱旋になる。

勝ててよかったねと、馬券に外れた人間が大半なのに温かな雰囲気のインタビュー。

父の福永洋一に想いを馳せるベテランファンたち。

それからブラストワンピースの強さを意識して、池添に外に出させないようワグネリアンを操作したという話。

福永さんには調教師より解説者になって欲しい。

あの3年目、キングヘイローでダービーを勝っていたら、今も福永祐一は騎手を続けていただろうか?

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ところで俺の◎、キタノコマンドールはどこを走っていたんですかね?

日本ダービー予想【2018】

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◎キタノコマンドール

◯ブラストワンピース

▲ダノンプレミアム

ワグネリアン

△ステルヴィオ

△グレイル

 

現実には「この血統ならダート短距離で潰しがきくから」「とりあえずサンデー入ってない種牡馬がこれしか空いてなかった」など、サラブレッドの生産は様々な思惑を持って行われているに違いない。

しかし最高峰のレースはダービー、全ての馬が目指すのはダービー、その価値観に間違いはないはず。

だからこそ最高の準備をしてきた馬から買いたいのがダービー。

とうとう今年も、この日がやってきた。

 

◎キタノコマンドール

あらためて前哨戦をチェックしていると、すっかりこの馬の皐月賞での末脚に魅了されてしまった。馬場の内目から中目を通って先行した馬が残ったレースで、大外から一番鋭い末脚でダービーの優先出走権を獲得。単なる話題先行型の馬ではない(皐月賞ではそうと決めつけ、全く買い目に入れていなかった)ことを証明した。秋以降を意識して、本賞金獲得を目指して京都新聞杯あたり…なんて発想もなくダービーに絞って調整してきた過程もまた魅力。あとはデムーロ、お前に任せる!

 

◯ブラストワンピース

本来ダービーで本命にしようと考えていた馬。18頭中で潜在能力は一番だと思っている。問題は馬体の太さ。成長分と割り切ってしまえばいいが、陣営は馬体を絞りたくハードワークを課したという話もある。敵の前に己と戦っている状況では、評価を差し引かざるを得ない。

 

▲ダノンプレミアム

予定通り皐月賞に出走して、予定通り勝利していれば、何の問題もなくここでも重視できた馬。一頓挫あった分の弱みが最後の直線1ハロンに表れてしまう予感が消せずに3番手評価。中内田調教師も、あんな報道があったしさ…

 

ワグネリアン、△ステルヴィオ、△グレイルは皐月賞で速い上がりを使った馬たち。上記3頭とは差があるが、決め手が生きれば馬券圏内に。特に皐月賞で1番人気だったワグネリアンは、8枠17番ということもあり必要以上に軽視されている感がある。△の中でも、この馬だけは三連単の2列目にマークする価値はある。ただやっぱり外枠なので、勝ち切るまでは想定しなくとも、といったところ。

 

5月27日15時40分、東京競馬場で逢いましょう。

よいダービーを。

これからダービーの本命馬を決めてやる

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1995年 タヤスツヨシ小島貞博

群馬の片隅に生きる高校1年生だった当時、現地観戦の術がないのは当然として、馬柱眺めてテレビ中継の開始を待って、初めて日本ダービーの日を意識したのがこの年だった。まだ第62回、サンデーサイレンスの初年度産駒たち。前哨戦が皐月賞だというのは知っていたから「そこで強かった馬でいいんじゃねえの?」なんて言ってたら皐月賞と同じ2頭で1着2着を独占。いつだって強いのはシンプルな思考。

 

1996年 フサイチコンコルド藤田伸二

武豊がまだダービーを勝っていない、当時それは競馬界の七不思議だった(あと6つは知らん)。こうなると勝ってほしいようなほしくないような、武豊ダンスインザダークをねじ伏せる馬は何か…と思って眺めていたらフサイチコンコルドが音速の末脚で突き抜けた。

 

1997年 サニーブライアン大西直宏

「1番人気はいらない。1着が欲しい」この年は大西直宏のためにあった春のクラシック。あらためてダービーを制した感想を、と問われた時の「夢みたい」の一言にやっと緊張の解けた笑顔も男前だった。

 

1998年 スペシャルウィーク武豊

セイウンスカイには距離が長そう、勝つのは武豊スペシャルウィークか福永キングヘイローでは、と思いながらアパート自室のテレビで観戦していた大学1年生。もちろん馬券は買っていなかった、はず。

 

1999年 アドマイヤベガ武豊

ダービーを勝てない勝てないと言われていた武豊が前年のダービーをようやく勝って「ジンクスは崩れると跡形もなくなるものだから」なんて偉そうに、バイト仲間にアドマイヤベガからの予想講釈した記憶がある。やはり馬券は買っていなかった、はず。

 

2000年 アグネスフライト河内洋

「河内の夢か」の年だが、あまり覚えていない。競馬以外にもまだまだ、楽しいことがあった時代だったから。

 

2001年 ジャングルポケット角田晃一

印象薄いんだよなあ、このあたりの競馬。卒論と就活にうんざりしてた時期。関係ないけど近鉄バファローズ、最後の優勝の年。

 

2002年 タニノギムレット武豊

社会人1年目。おそらくこの年のダービーの日は仕事してたと思う。

 

2003年 ネオユニヴァース(M デムーロ

強い馬だったはずなんだが、2着のゼンノロブロイと合わせて印象が薄い。仕事に夢中だった?そうかもしれない。そうそう動画でレースを見返せる時代でなかったせいもあるか。本番のレースを見るだけ見て、記憶に定着していないのかも。

 

2004年 キングカメハメハ安藤勝己

調布のアパートで暮らしてたはずなんだが、現地観戦した記憶なし。給料も安かったし、タネ銭不足で関心が持てなかった可能性が。

 

2005年 ディープインパクト武豊

ディープインパクトのレースは一度も生で観戦したことがない。社会に出てからしばらく、一体俺は何やって生きてたんだ?

 

2006年 メイショウサムソン石橋守

この年くらいから記憶が戻ってくる。この馬は秋に菊花賞で軸にして、翌年の天皇賞で軽視して、馬券の相性がよくなかったのを覚えてる。あ、このあたりから俺また馬券買いだしたのか。

 

2007年 ウオッカ四位洋文

17頭の男馬を相手に、たった1頭の女馬が突き抜けるイメージが持てずハズレ。そもそも2着がアサクサキングスではどうしようもなかった。

 

2008年 ディープスカイ四位洋文

この年も2着が人気薄のスマイルジャック。ダービーは勝つのも馬券取るのも難しいレースなんだなと痛感させられていた、三十路が近づいてきた自分。

 

2009年 ロジユニヴァース横山典弘

皐月賞で惨敗した馬がドロドロの不良馬場で懸命に粘る。ダービージョッキーになったベテラン横山典弘がヘルメットを取ってスタンドに頭を下げる。雨のダービー、でもいいダービーだった。俺はまだ若い、諦めてはいけないという気にさせられた思い出。仕事が上手くいってない頃だったんだよね。

 

2010年 エイシンフラッシュ内田博幸

いつの間にか勝っていたの印象、おそらく馬券を買っていなかったのでは。振り返ると賭けていない年のことってあまり覚えていない。やはりそういうものなのか、お金って大事。

 

2011年 オルフェーヴル池添謙一

震災に原発事故、先の見えない生活。はるばるドバイからモハメド殿下が府中まで来てくれたことが嬉しかった。雨、ダービーにしては少ない観客もこの年は仕方がなかった。強いオルフェーヴル目掛けて泥だらけになって追い込んできたウインバリアシオンも頑張った。雨のダービーは好レースが多いと勝手に思っている。

 

2012年 ディープブリランテ岩田康誠

この年も現地観戦。申し訳ないが勝ち馬よりも2着の悔しさに涙したフェノーメノ蛯名正義、豪腕でトーセンホマレボシを3着に粘らせたウィリアムズの騎乗が印象に残った年。

 

2013年 キズナ武豊

武豊、乗り馬に恵まれなくなって苦しい時期だった。現地観戦、武豊が勝ってみんなが喜んで、昔の競馬が戻ってきたような感覚になったのを覚えてる。

 

2014年 ワンアンドオンリー横山典弘

「唯一無二」はいい馬名だと思って馬券を買った記憶はある。喜んだ覚えはないのでおそらくハズレ。この年は子どもの面倒見ながらテレビ観戦だった。

 

2015年 ドゥラメンテ(M デムーロ

内馬場で友だちとビールを飲み続けるダービーだった。ドゥラメンテが強いのはみんな分かってた。2着にサトノラーゼンの発想がなくハズレ。ダービーは内枠、忘れちゃいけない。

 

2016年 マカヒキ川田将雅

2年連続、内馬場で同じ友人とビールを飲み続けたダービー。馬券は簡単、いやディーマジェスティの1、2着付けとかやっちゃってたような…

 

2017年 レイデオロルメール

三連単11870円的中。ダービーで三連単を的中したのは去年が初めてだったかもと今さら。しかし武豊スペシャルウィークで悲願達成の翌年、当たり前のようにアドマイヤベガで連覇。川の流れは完全に変わって、また今年もきっと…

 

まだ本命が決まらない金曜の夜更かし。

ブラストワンピースさんはいいもの食べ過ぎちゃったのかい?

今年は第85回の日本ダービー

さがみ湖温泉うるり(神奈川県相模原市緑区)

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ここは魔境、相模湖の入り口。

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かつては相模湖町だった。

今は政令指定都市相模原市の片隅にひっそりと。

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ドラえもんによる歓迎の儀。

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今でも観光地として機能している。

ボートには乗れるし土産物屋もある。

スマートボールのできるゲーセンは、残念ながらシャッターが降りていた。

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トムキャット新登場!は何年前の話なんだろう。

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曇り空の下、昼間だから感じる怖さもある。

世の中何でも見えればいいというものでもない。

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荒んだ物件にも「テナント募集」なんて貼り紙があったりするんだけど、そもそも貸し手が息をしているのかどうか。

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相模湖は人造湖なもんで、たまたま雨の日にできた大きな水溜まりだと思ってもらえばいい。

動きのない水溜まりのそばに住んでると蚊が多くてうんざりするのよ、と湖畔の住人から聞いたことがある。

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内郷丸の事故は今でもタブー、とも。

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夏の湖上祭、花火大会の時は賑わいますよ。

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で、今日はここのサウナ。

さがみ湖リゾートプレジャーフォレストなる遊園地の中にある、さがみ湖温泉うるり。

ここまでは相模湖駅から神奈中バスで約8分、200円。

そうそう遠くはないけれど、歩いて来る気にはならない距離。

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ここだけの利用なら、入園料は不要。

さがみ湖温泉うるりの入浴には平日1000円、その他の日は1080円が必要で大小タオル付き。

相模湖駅に50円割引の券が置いてあるのでその気があれば。

レストランあり、別料金で岩盤浴もあり。

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(写真 さがみ湖温泉うるり HPより) 

サウナは広々、30人くらい入れそう。

表示は90℃、上段から下段までかなりの高低差があるので、自分で好みの場所を探すタイプ。

遠赤外線サウナで少々ガスの臭いが気になったが、平日の昼間で出入りが少なかったせいもあるか。

日大アメフト部の話題ばかりの情報番組を見ながら、最上段でゴロゴロしていた。

水風呂は18℃、自然に恵まれた環境だと勝手にキンキンを期待してしまうので、ここはボチボチくらいの感想。

深さはあった。

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広い露天風呂スペースにととのいチェアが山ほど。

高濃度炭酸泉が人気で、ここはサウナより温泉が主役の施設。

そりゃそうだわ、そもそも名前に温泉が付いてるし。

このあたりの温泉はどこもベビーバスを置いてくれていて、家族連れ歓迎なのがありがたい。

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帰りは相模湖駅前、いかりやレストラン。

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この店かなり昔に来たことがあるような、ないような、と思いながらレストランでかつ丼。

これ食ったら日常に帰るために、まずは高尾行きの普通電車に乗ろう。

夕方、鼻詰まりの息子を耳鼻科に連れていかねばならんので。

働いて帰ってくる妻のために、夕飯も作らねばならんので。

以上、代休サラリーマンの一日でした。

 

さがみ湖温泉うるり】

 http://www.sagamiko-resort.jp/ururi/sp/index.html