自分を嫌って生きていく

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子育て裏テーマは「自分に似ていない子に育てること」。

これは現在進行形だ。

なぜなら俺は、俺のことが嫌いだからだ。

 

どうして嫌いなのかという話になると、大なり小なりの複数要因があって、今いくつか書き出そうとしたら気分が悪くなってきたので今夜はやめておくけれど、そういうことであって結構根は深い。

息子たちが嫌いな自分の生き写しになるのは辛い。

万が一そうなってしまったらそれはもちろん俺の責任であり、俺の遺伝子の責任だが、そうまで考えるならなぜ子どもを…

とまで話が回帰してしまうから面倒くさい。

面倒くさいことは仕事以外では避けたいし、仕事でだって本当はそんな思いはしたくない。

寝る前、暗い部屋の小さな灯りの下でこんなこと書いてるもんだから話がまとまらない。

こういうところ、まさに似て欲しくないところ。

 

上の息子がグローブを買って欲しいという。

不吉だ。

俺もサッカーより野球を選んだ男だった。

下の息子は風邪をひいて鼻詰まりが酷く、一緒に病院に行って一緒に診てもらった。

不吉だ。

俺も風邪では真っ先に鼻からくるタイプ。

現に今も絶賛鼻炎薬増量中。

 

たかだか息子が野球をしたがっている、風邪で病院に行ったというだけの話なんだけど、そんな些細なことでも気になる。

血の繋がりの実感が、同じ目方で不安に繋がってしまう。

どうかこの子たちには幸せになって欲しい、それはそれで含む部分はあるのだがまずは母親に似て欲しいと。

 

自分を嫌いで生きていくのは、嫌いな他人と一体で生きていくのと同じことなので。

そうなると、ハンデ戦の人生をずっと理不尽な斤量を背負って走らされる羽目になってしまうので。

オークス予想【2018】

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◎アーモンドアイ

◯サトノワルキューレ

▲ラッキーライラック

△リリーノーブル

△マウレア

△オールフォーラヴ

 

桜花賞を別次元の末脚で制した◎アーモンドアイから。

武豊TV!』での桜花賞回顧、マウレアで5着に敗れた武豊は「一番後ろから行って、一番最後に仕掛けて、ノーステッキで上がってくるんですもんねえ」とアーモンドアイの強さに感嘆していた。

ルメールトリプルクラウン宣言、敵であるはずの武豊からリスペクトを受けるまでの強さだった前走。

今年のオークスは文句なくこの馬、アーモンドアイが強い。

 

◯サトノワルキューレの前走フローラSも別次元。

おそらく後半1000mは56秒台だったのではないか、という強烈な伸びを見せての勝利。

ただ強烈であったからこそ、中3週のインターバルの短さに不安ありで次点評価。

 

▲ラッキーライラックは東京2400mに何ら不安のないオルフェーヴル産駒。

しかしアーモンドアイを距離不安なしの◎評価とした以上、こちらは桜花賞の0.3秒差で勝負付けを済まされてしまった立場。

三強の一角ではあるが、頭までは難しいと見る。

 

△リリーノーブルは1枠1番、△マウレアは2枠3番。最短距離を生かした競馬で三強から崩れる馬が出た場合に浮上してくる存在。もう1頭の△オールフォーラヴは好タイムで忘れな草賞を制しているがデビュー以来馬体重減が続いており、当日のパドック次第といったところ。

 

広くて長い府中の直線でアーモンドアイがどれだけの斬れる末脚を見せてくれるのか、そこにサトノワルキューレも並んで伸びてきたら…と楽しみの大きいレースだ。

増穂湯(東京都世田谷区)

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増穂湯の最寄りは京王線千歳烏山駅

南口から徒歩5分、住宅地だがすぐに銭湯としか思えない高い煙突が見えるので、そうそう迷う場所ではない。

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「水の宝石 軟水風呂」は看板の存在感とそのキャッチの彦摩呂感。

アパートでも建てれば駅近物件であっという間に部屋が埋まりそうな立地(最近はそうでもないのかなあ)、あえてそこで続ける銭湯経営。

これは相当、水に自信があるに違いない。

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入店前に軟水風呂について予習。

汚れが完全に落ちる、新陳代謝、美容、血行が良くなる。

「軟水は水の宝石と言われます。当湯の軟水風呂でヘルシーなバスタイムをお楽しみ下さい」

当方はサウナ好きですが、今日は入浴も楽しもうと思います。

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そう思って入ったらこんなことになっていた。

「普段通りお水も飲めます」とのことで井戸水にも自信ありのようだが、ひとまず残念。

まあまた来りゃいいんだけどね。

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(写真 増穂湯HPより)

浴場には河口湖からの富士山の画が鮮やかに。

これはまだ、去年の秋に描かれて間もないものだという。

サウナは同じ京王線沿い、柴崎の神代湯と同じサンエンジニヤリング社のガス遠赤外線式。

テレビは無く、上段下段で8人ほど入れるサイズ。

96℃でふわふわサウナマットの黄色が眩しく明るいサウナだったが、サウナ室を独占状態で出入りが少なかったせいもあってか、男らしいガスの臭いが強め。

そして水風呂無し!

しかしわざわざサウナ利用者専用ということになっている、飲用可の水シャワーがある。

固定されたシャワーヘッドからの重い水流を後頭部から背中、そして顔面で受けるのもいいもの。

サウナ後に静水面へ身を沈めるのがクールダウンなら、猛々しい流れに自ら立ち向かっていくのもまたクールダウン。

これが多摩川と江戸川のボートレースの差、違いますか?

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そして、どうしてなのか番台前のスペースに鉄道模型のレイアウトが。

先に出てきた子どもさんはこれを見ながらパパ(ママ)が出てくるのを待っててね、ということなのだろうか。

それとも単純に店主の趣味か。

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15時開店の金曜定休。

460円の料金に、サウナ利用はプラス200円。

シャンプー、リンス、ボディソープは備え付けが無いので持っていくかここで買うか。

増穂湯、こうなったら水の宝石を体感するためにもう一度足を運ばねばならない。

今の自分にとってここは約束の地。

 

【増穂湯】

http://spa-tokyo.net/z-t-chi-k-m/index.html

ガーデンサウナ蒲田(東京都大田区)

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府中の住民が、珍しく京浜東北線

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蒲田駅の発車メロディは蒲田行進曲

これは懐かしの横浜大洋ホエールズ加藤博一の応援歌だった。

「かっ飛ばせ 加藤 かっ飛ばせ 加藤…」

ああいう元気があって明るい大人、少なくなってしまった気がする。

こういうのが時代の変化なら、こんな時代の変化は要らなかった。

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大田区役所と蒲田駅に挟まれて、謎の観覧車。

ガーデンサウナ蒲田は蒲田駅から徒歩2分の案内、実際には5分見ておけば着くかと。

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ガーデンサウナ蒲田、の裏口に着いてしまった。

駐輪場を突き抜けて表玄関へ。

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「カプセル イン カマタ」と「ガーデン サウナ カマタ」の看板。

カプセルに宿泊するならカプセルイン蒲田、入浴だけの利用ならガーデンサウナ蒲田の呼び名の使い分けという理解でよろしいかと。

入口は一緒、受付カウンターも一緒。

この日はクイックサービス90分で1100円。

この立地ならお得な部類じゃないでしょうか。

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入ってみると広い。

スリッパで歩きながら、このあたりでスリッパを脱いで欲しいようなことが書いてあるんだけどまだ脱がなくてもいいらしくて、結局どこで脱いでも大丈夫な感じで、ロッカー着。

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初めて来たサウナの、動線が分からなくて恐々と一歩ずつ前進していく感じが好き。

「どこ行きゃいいんだよ!」とイラつくような自分だったら、サウナ巡りを趣味になんぞしなかったはず。

何事も楽しめ、などと高尚なことは言わん。

しかし楽しめるものは楽しんでおいたほうがいい。

楽しめるうちに。

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こちらは浴場前のロッカー。

この鮮やかな緑色は東急目蒲線の青ガエルに因んで、ということではないだろうけど。

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(写真 ガーデンサウナ蒲田HPより)

さすがHPの写真だけあって実物よりきれい!というのは褒め言葉にはならないか。

大きな温浴の浴槽に、水風呂は18℃と30℃の2種類ある。

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(写真 ガーデンサウナ蒲田HPより)

サウナも70℃弱の低温、90℃強の高温の2種類。

どちらの入口にも「ミストサウナと併用しながら…」な感じの説明書きがされたプレートが貼られているのだが、そのミストサウナがどこを探しても見当たらない。

浴場奥に不自然に広いスペースがあって、おそらくそこが廃サウナ跡なのだろう。

この日は高温サウナ10分を3セット。

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レストランも休憩スペースも、しっかりカーテンで薄暗くしている仕様。

これ、眠ってしまったら起きられないやつ。

クイックサービス90分の利用者は特に注意して。

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横浜まで行ってスカイスパでもなく、ユーランド鶴見でシングル水風呂でもなく。

ガーデンサウナ蒲田には、ガーデンサウナ蒲田の良さがある。

レストランのお姉さん、優しく話しかけてくれてありがとうございました。

おかげで蒲田の街が好きになりました。

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さて、780円のカツカレーを食べたから。

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勝負に勝つ、でそろそろ俺にもツキがまわってきますかね。

 

【ガーデンサウナ蒲田】

http://athlecitta.co.jp/sauna/index.html

東京競馬場で逢おう ヴィクトリアマイル

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京王線東京競馬場へ行こう!

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東京競馬場は春の5週連続のG1開催中。

今日は2週目、ヴィクトリアマイルの日。

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ヴィクトリアマイルはG1の中では地味なレースだが、好きなレースだ。

馬券はあの、アパパネブエナビスタで堅く決まった年くらいしか的中した記憶はないけれど。

貴重な古馬牝馬限定G1、しかも間口の広いマイル戦。

短距離馬は自らの限界に挑み、中距離馬は底力の生きる展開に懸ける。

誰だってタイトルが欲しいから、今年も7枠15番のデアレガーロ以外は、分かりやすくここへメイチのローテーションを組んできている。

出る側も買う側も勝負レースだ。

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ヴィクトリアマイルの前座、3歳ダートオープンの青竜Sは人気の藤岡佑介(先週はおめでとう!)スマハマとオメガパフュームが頑張ったが、中穴グリムが突き抜けて小波乱。

朝から曇り空、昼過ぎから雨だった東京競馬場

青竜Sのゴール直後からさらに雨が強くなった。

天の神様もグリムを頭にまで据えた馬券は買っていなかった、ということなのかもしれない。

もちろん俺もハズレ。

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そして真打、ヴィクトリアマイルへ。

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どんどん雨が強くなる。

水捌けのいい東京競馬場、そして昨日からの高速馬場。

「午後から降るくらいじゃ影響ないでしょ」なんて大雑把ことを言っていたものの、これだけ降ったら影響あったんじゃないかなと。

終わってみれば勝ったジュールポレールのツキが引き寄せた雨、ということに。

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傘の向こうの本命馬はリスグラシューだった。

予想と結果は以下の通り。

リスグラシュー 2着

◯アエロリット 4着

▲ミスパンテール 5着

△アドマイヤリード 8着

△ジュールポレール 1着

レッドアヴァンセ 3着

掲示板の馬、全部フォローしてたのに…

三連複でも88.5倍ついたのに…

 

それでも競馬は続いていくから、また来週オークスでお会いしましょう。