府中の住民が、珍しく京浜東北線。
「かっ飛ばせ 加藤 かっ飛ばせ 加藤…」
ああいう元気があって明るい大人、少なくなってしまった気がする。
こういうのが時代の変化なら、こんな時代の変化は要らなかった。
ガーデンサウナ蒲田は蒲田駅から徒歩2分の案内、実際には5分見ておけば着くかと。
ガーデンサウナ蒲田、の裏口に着いてしまった。
駐輪場を突き抜けて表玄関へ。
「カプセル イン カマタ」と「ガーデン サウナ カマタ」の看板。
カプセルに宿泊するならカプセルイン蒲田、入浴だけの利用ならガーデンサウナ蒲田の呼び名の使い分けという理解でよろしいかと。
入口は一緒、受付カウンターも一緒。
この日はクイックサービス90分で1100円。
この立地ならお得な部類じゃないでしょうか。
入ってみると広い。
スリッパで歩きながら、このあたりでスリッパを脱いで欲しいようなことが書いてあるんだけどまだ脱がなくてもいいらしくて、結局どこで脱いでも大丈夫な感じで、ロッカー着。
初めて来たサウナの、動線が分からなくて恐々と一歩ずつ前進していく感じが好き。
「どこ行きゃいいんだよ!」とイラつくような自分だったら、サウナ巡りを趣味になんぞしなかったはず。
何事も楽しめ、などと高尚なことは言わん。
しかし楽しめるものは楽しんでおいたほうがいい。
楽しめるうちに。
こちらは浴場前のロッカー。
この鮮やかな緑色は東急目蒲線の青ガエルに因んで、ということではないだろうけど。
(写真 ガーデンサウナ蒲田HPより)
さすがHPの写真だけあって実物よりきれい!というのは褒め言葉にはならないか。
大きな温浴の浴槽に、水風呂は18℃と30℃の2種類ある。
(写真 ガーデンサウナ蒲田HPより)
サウナも70℃弱の低温、90℃強の高温の2種類。
どちらの入口にも「ミストサウナと併用しながら…」な感じの説明書きがされたプレートが貼られているのだが、そのミストサウナがどこを探しても見当たらない。
浴場奥に不自然に広いスペースがあって、おそらくそこが廃サウナ跡なのだろう。
この日は高温サウナ10分を3セット。
レストランも休憩スペースも、しっかりカーテンで薄暗くしている仕様。
これ、眠ってしまったら起きられないやつ。
クイックサービス90分の利用者は特に注意して。
横浜まで行ってスカイスパでもなく、ユーランド鶴見でシングル水風呂でもなく。
ガーデンサウナ蒲田には、ガーデンサウナ蒲田の良さがある。
レストランのお姉さん、優しく話しかけてくれてありがとうございました。
おかげで蒲田の街が好きになりました。
さて、780円のカツカレーを食べたから。
勝負に勝つ、でそろそろ俺にもツキがまわってきますかね。
【ガーデンサウナ蒲田】