お嫁さんにお願いされて、大好きだったももクロのBDやグッズを全て売った結果、生きる気力が完全になくなってしまった。…
— ねっぴー (@nepinepimate3) 2024年5月5日
引用したけどこのポスト、残してもらえるだろうか。
実力があって、収入の高い仕事もされていて、2019年からツイッターをされている方なので、アカウントごと削除されてしまうことはないと思うけど、だから一応要約しとく。
生きる支えになっていたももクロのグッズを、奥様の希望で手放さざるを得なくなって、気力を失くしてしまった話。
しんどいよね、旦那にとって大事なものは妻から見ればだいたいガラクタだもんね。
この方は最終的には自分の意志で売りにいったけど、追い込まれてそうなったわけで、居ない間に勝手に捨てられるより残酷だったように思える。
俺も大事にしてたものを捨てられたことがあった、まだ妻ではなかった頃の妻に。
宝島社が出していたムック本の競馬読本シリーズ。
自称良識ある人々には「たかが競馬の本くらいで」、なんなら「捨てるほうが正しい」くらいだろうけど、あれ、各々のライターが限られたスペースに競走馬やレースの思い出をそれぞれの形で詰め込んでいて(全部かなざわいっせいだったという話もあるけど)、今になって「ちょっとサウナの文章頼むよ」と言われて書く時の基礎にもなっている。
俺はかなざわいっせいではないので「だけんども、しかし」は使わないけどさ。
今でも読み返したいけど、今では手に入らない。
勝手に捨てられてしまったのだからどうしようもない。
競馬読本シリーズを捨てられた俺が、それでも「この女と別れる」とならなかったのはどうしてだろう、覚えていない。
ただその時のことは今でも尾を引いていて、大事なものはクローゼットの奥にしまっているし、妻のことはいざとなれば俺の大事なものを勝手に処分する人だと思っている。
尾を引いているということは、その時に許せなかったし、今も許していない証拠だよ。
以上