博士課程に進むことにしました。
いや、まだ決まってはいない。
調整と説得すべき相手がいる。
受け入れ先の都合もある。
でも自分で決めたのだから、そうなっていく。
そもそも進んだところで文系の博士はとても取得が難しい。
本来働きながらなんてとんでもない。
それでもやることにした。
忙しい忙しいと愚痴りながら、もっと忙しくなってしまうのだけど、自分で決めたならば望むところだ。
「君のような人が挑戦してみるのはおもしろい」などと恩師から言われてしまうと(今日来るまでは「クソジジイ」と思っていたのに今は「恩師」になってる)、「おもしろい」という言葉に含まれている無責任さを理解した上でも、やる気になってしまう。
今まで俺をうまく操縦して利用してきた人たちは、みんなそこを理解していた。
博士号を取得しても、結局知識の見本市しかできねえんじゃねえの?という人をたくさん見てきた。
大概の博士が研究に力を入れるなら、俺は教育も大事にしたい。
スタバの富山環水公園店。
「世界一美しいスタバ」と呼ばれていたのは知っているけれど、今はどうなんだろ。
以前に来たことがある。
まだ20代の、子どもが産まれていなかった頃に妻と来た。
そのはずなんだけど、来てみると思い出せないんだよな……。
俺は20代の記憶をほとんど失ってしまったので、こういう不便なことが起こる。
同じ思いをする20代を作りたくないのが、教育にこだわる理由。
本当に動機はそれだけ。