【逆転ある】東京ダービー(大井)予想

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◎ヒガシウィルウィン

○キャプテンキング

▲クラキングス

△キャンドルグラス

△カンムル

△ブラウンレガート

 

人2馬8、何なら人1馬9、場合によっては人0馬10なんて極論も。

強い馬は強い。

「掴まって回ってくれば勝つ」なんて表現もある。

しかしダービーだけは別、ダービーとは人間の情念で決着するレースだと思っている。

 

今は亡き足利競馬出身、この男に賭けて悔いはないと思わせる面構え、いちいち疲れる生き方と言動。

前走羽田盃でキャプテンキングに敗れた直後、

「大丈夫です。次は逆転します。大丈夫です」

と自分にも言い聞かせるような言葉を残したという。

悔しさを押し殺し、すぐに前を向いたその先にコンマ1秒差の逆転があるはず。

 

60歳、36回目の東京ダービーにして初制覇を目指す的場文男を応援するのは分かりやすい。

的場が勝ったらお祝いだ。

しかし今年のダービーは、森泰斗の情念が勝るレースになると思っている。

 

父が働く

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68歳の父が再び働く。

今日の夕方から宿直、と聞こえてきた。

宿直。

命を縮めるような展開になってしまう悪い予感もするが、お金が欲しければ幾つであっても働くしかないのが資本主義社会で低福祉の社会。

仕方がない、と思ってしまう冷たい息子は俺。

 

俺が育った群馬の実家は父の代で購入した持ち家、しかし退職金まで返済に充ててもローンは残ってしまったのだという。

典型的な「詰み」のパターン、流行りの老後破産。

何とか破産を避けてはみたが、代わりとして68歳にして新天地で働く羽目になってしまった。

 

親と金銭の話をするのはしんどいものがあるが、おそらくはかなりアバウトな設計でローンを組んだのだろうなと思わされる。

息子は一時期進学で実家を離れるが、すぐに地元に帰り両親の面倒を見ながら生きていくに決まっている。

そうなれば家にもお金は入れるだろうし、入れさせる。

そこのところで調整すれば、ローン残額なんてどうにでもなる。

そんな感覚だったんだろうし、こんな良心に欠けた息子でなければ、実際どうにかなっていた可能性もある。

今時の年金支給額では悠々自適とまではいかないにしろ、たまに孫に小遣いを渡せるくらいの生活は成立していただろう。

詮無い想像、なんてまとめてしまうとますます人の心の無い息子。

 

今の時間、父は68歳の初出勤の職場で働いているのだろうか。

宿直に、仮眠時間はあるのだろうか。

【末脚期待】安田記念予想

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サトノアラジン

ステファノス

イスラボニータ

△ブラックスピネル

エアスピネル

△アンビシャス

 

前走京王杯SCで9着の敗因を道悪、休み明け、しかも海外遠征帰りと決めつけてしまえばサトノアラジンがおいしい。

混戦模様の中、去年の安田記念0.2秒差で4着だった馬に単勝10倍超のオッズがついているのだから、ここを中心に考えたくなる。

G1シーズンになると影が薄くなってしまうが相変わらず勝っている戸崎鞍上のステファノス、そこに安定感のイスラボニータを並べると三連単の2列目まではまとまりが出てくる。

 

3列目は力関係に加えて好みが出てくるところ。

大レースは軸よりヒモを選ぶ時間のほうが楽しかったりする。

この春ステップアップを果たした松山が騎乗する好調音無厩舎のブラックスピネル、そうなると実力も名前も互角のエアスピネル、皆が外を回す中ただ1頭でも内を活かした乗り方をしてくれそうな横山ノリのアンビシャス。

あまりにスプリントで強い競馬をするものだから、取り越し苦労の人間はその分マイルに不安を覚えるレッドファルクスは無印。

突き抜けてしまったら、ごめんなさいと頭を下げる。

それもまた競馬、そうして続いていくのもまた人生。

 

西武・電車フェスタ2017

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先週は武蔵境駅の「むさしさかい鉄道フェスタ」。

今週は「西武・電車フェスタ2017」。

息子が行きたいというから、という理由。

ただ息子をダシにして、父親が行ってみたかったイベントをいろいろと巡ってるというのもまた真実。

いいじゃん、これが本当のwin win。

親子間のくせに水くさい話だけど。

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それにしても会場の武蔵丘車両検修場、最寄りの高麗駅は遠かった。

妻が以前この駅に降りたことがあるらしくびっくりしたが、山登りのサークルで来たとのこと。

そんな雰囲気の場所ですね。

深呼吸したくなる素晴らしい空気。

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それでも着いてみればこんなに人がたくさん!

日本は鉄道が大人気の鉄道の国。

ということでもなくて、大人気なのは無料の親子参加型イベント。

税金は上がり給料はマシで横ばい、共働きで疲労した夫婦の仲も芳しくなく…なんて状況下でも、なんとか子どもには楽しい思い出を作って欲しいと世の子持ちは頑張っているのだよ。

待機児童問題、なんとかしろ。

東京都はお金ありますからって、築地豊洲のゴタゴタ分の余計な歳出がなかったら、いくつ保育所作れたよ?

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なんて、埼玉の山の上で考えることじゃないか。

これまで参加した車両基地や工場見学のイベントの中で、こんなに面積広いところは初めて。

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事前申し込みなしで来場者全員吸収しちゃうんだから、さすが西武グループの底力。

スタッフさんも普段とは畑違いの仕事をする一日なんだろうが、みんな楽しそう。

たまにいつもと違う仕事すると楽しいんだよな。

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トラバーサー乗車体験なんてのも。

動き出しがフワッとしてて、なんだか背中がゾクッとした。

快感。

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鉄道会社で働く人生はなかったものか?

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とにかく広かった。

広い車両検修場のスペースをほとんど見学用に解放しているんだから大したもの。

トイレもたくさんあるし、とことん親子連れに優しくてありがたい。

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「また来年も来てね」とスタッフさんが言ってくれたから、きっとまた来年もある。

そしてまた来年も来る。

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コツとしては昼頃着いて、みんなが昼食タイムの雰囲気の中でたくさん体験コーナーを周ること。

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帰りは武蔵丘車両検修場発、飯能行きの臨時列車を利用。

SuicaPASMOも使えます。

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車両基地の中を車掌さんの解説付きで走ってくれるので、これもまたひとつのアトラクション。

そんじゃまた、来年。

野川公園の日本ダービー

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◎スワーヴリチャード

○アドミラブル

▲レイデオロ

 

△以下もごちゃごちゃと考えてた記憶があったけど、結局▲◎○で決まってくれましたとさ。

ダービーでの三連単的中、初めてかもしれない。

この前「俺の人生に『初めて』はどれだけ残されているんだろう」なんて話をどこかでしたような記憶がある。

たかが競馬、しょせんバクチに過ぎないけれど、自分で引き寄せた「初めて」。

こんなこともあるんですな。

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東京競馬場には行かず、昼前から家族4人で野川公園

先日楽しみにしていた遠足の日に雨が降ってしまった、4歳の息子のリベンジマッチ。

ボール遊びして、お弁当食べて、ママに内緒でアイスも食べて(後で自分でバラしてた)、日焼けして、リベンジマッチは見事な勝利で飾れたようだ。

俺も父として、休日の過ごし方はこうあるべきなんだろうなあとつくづく思った。

いつまでも、家族仲良くあり続けていきたいもんだ。

晴天の下で一日を過ごすと、心の中も穏やかになる。

 

「結婚してなかったら、子どもがいなかったら、俺の人生今頃グダグダだったろうな」

と言ったら、

「そうだね」

と妻は軽く答えた。

妻にも感謝。