△ブラックスピネル
△アンビシャス
前走京王杯SCで9着の敗因を道悪、休み明け、しかも海外遠征帰りと決めつけてしまえばサトノアラジンがおいしい。
混戦模様の中、去年の安田記念0.2秒差で4着だった馬に単勝10倍超のオッズがついているのだから、ここを中心に考えたくなる。
G1シーズンになると影が薄くなってしまうが相変わらず勝っている戸崎鞍上のステファノス、そこに安定感のイスラボニータを並べると三連単の2列目まではまとまりが出てくる。
3列目は力関係に加えて好みが出てくるところ。
大レースは軸よりヒモを選ぶ時間のほうが楽しかったりする。
この春ステップアップを果たした松山が騎乗する好調音無厩舎のブラックスピネル、そうなると実力も名前も互角のエアスピネル、皆が外を回す中ただ1頭でも内を活かした乗り方をしてくれそうな横山ノリのアンビシャス。
あまりにスプリントで強い競馬をするものだから、取り越し苦労の人間はその分マイルに不安を覚えるレッドファルクスは無印。
突き抜けてしまったら、ごめんなさいと頭を下げる。
それもまた競馬、そうして続いていくのもまた人生。