俺の葬式は受死日にやってほしい

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今日の日記なのに、昨日のことだけのつもりで書き出したけれど、とにかく昨日、3月16日は酷かった。

自分の言葉が及ばない地点で、ありとあらゆることが悪いほうへ流れた一日だった。

これは俺の認知の問題ではなく、事実の話と自信を持って言える。

仏滅ではなかったけれど不成就日というか、いつか聞いた葬式以外はなにをやっても駄目だという「受死日」というやつではないかと思った。

 

こういう時はガバッと水分を摂って、ガサッとサウナで汗を流して気分転換だ!(大量に汗を流す擬音が浮かばん)

なんて、都合のいい方向にも動く気がしない。

サウナ入ればきっと考え事をしてまた狂う。

テレビが爆音量で流れているサウナになら行きたいと思ったけれど(サウナはただ静かならいいってもんじゃねえんだ)、その時点で候補はルネサンス橋本か境南浴場だったので、無理だった。

 

ここは基本に立ち返ろうと思う程度の正気は残っていたらしく、スーパーで食材を買って、下の子を保育園に迎えに行った。

もう薄暗かったが「公園で遊びたい」というので40分付き合った。

帰って作ったカレーは上の子にも下の子にも不評だった。

結局はバーモントカレーの甘口にはかなわないのだ。

なにをやっても駄目な日は、徹底的に駄目なのだ。

動いた俺が馬鹿だった。

うちの子たちは、馬鹿なパパを持って不幸だと思う。

 

16日午後11時36分ごろ、宮城県福島県震度6強の揺れを観測する地震がありました。

(NHKニュース)

なんとか今日の日をやり過ごそうと、逃げ込み体制に入ったらこんなことまで起こってしまう。

停電はなかったが、揺れを感じて起きてきた子どもたちは怖がっていた。

ごめんな、全部パパが悪いんだよ。

妻は寝たままだったので、大したものだと思ったけれど、これだけはよかった。

 

俺の葬式は受死日にやってほしい。

外に出たってろくなことがない日だから、もちろん誰も来なくていいし、むしろちょうどいい。

特に今は、まだまだコロナが頑張ってるしさ。