【親子制覇】日本ダービー予想【2021】

f:id:tsumetaimizuburo:20210529224243j:image

◎エフフォーリア

○シャフリヤール

▲グレートマジシャン

△ヴィクティファルス

△ヨーホーレイク

△グラティアス

△アドマイヤハダル

 

◎エフフォーリア。

父・横山典弘が41歳で手にしたダービーのタイトル(今の俺と同じ歳だったのか!)に、22歳の息子・横山武史が挑む。

若いなりに2年前のダービーでは、リオンリオンに乗って逃げを打った経験がある。

それに去年の関東リーディングで、なにより今年の皐月賞ジョッキーだ。

ダービーを勝つには若すぎる……なんて声が聞こえてくると、余計に勝たせてやりたくなる。

馬は4戦4勝、皐月賞では3馬身差の勝利、ダービーでは絶好の1枠1番。

これに無理矢理逆らおうとしたら、競馬が単なる数字合わせの賭博に成り下がってしまう。

 

○シャフリヤール、▲グレートマジシャンは毎日杯の1、2着馬。

皐月賞でエフフォーリアの後塵を拝した馬たちは似たり寄ったり、ならば好タイムで決着した毎日杯組を相手に取りたい。

3月以来のレースなら、どちらも疲れは癒えているはず。

阪神1800mからの臨戦は強調材料にはならないが、シャフリヤールは共同通信杯3着、グレートマジシャンは新馬と1勝クラスを連勝と、東京実績といえるものは持っている。

 

△ヴィクティファルスは皐月賞での人気が忘れられた感と内枠で、△ヨーホーレイクと△グラティアスはどことなくボールドエンペラーを思い出させる皐月賞の内容、最後の△アドマイヤハダルは距離延長で有利になるとも思えないが、皐月賞での本命馬が前売り12番人気なら押さえておかなければ。

 

二十年間競馬をやって、他人に教えるときには馬にほれるな、とニヒルにいい放ちながら、さて自分が買う段になると、どうしても好きな馬に手が出る。ダメだろうな、と思って買って、やはりダメなのである。だから、今日の予想は私に付き合わないでもらいたい。

寺山修司『競馬三文オペラ』より引用)