(写真は2年前のダービーです)
日本ダービー 理想と現実
◎エフフォーリア 2着
○シャフリヤール 1着
▲グレートマジシャン 4着
△ヴィクティファルス 14着
△ヨーホーレイク 7着
△グラティアス 8着
△アドマイヤハダル 17着
昨日の夜、コンビニに子どもたちの朝食用ヨーグルトを買いに行きながら、いい風だなと思った。
サウナが開いていれば、そのまま境南浴場まで行ってしまえばいいところだった。
しかし星が出ていなかったのは覚えている。
今日のダービー、最後の△印に入れたアドマイヤハダルは、皐月賞での本命馬だった。
去年、同じく皐月賞で重視して裏切られ、ダービーできっぱり買い目から外したら3着に飛び込んできたヴェルトライゼンデが頭をよぎった。
今年のダービーは、去年のダービーから繋がっているのだ。
案外伸びなかった皐月賞を見るに、アドマイヤハダルは距離が延びていいとは思えないが、飛びが大きめの走りが東京に合えば3着くらいはあるかもしれない。
好天が条件になるが、今夜の風なら大丈夫だろう。
そう思い、最後の買い目にアドマイヤハダルを拾い、先週のソダシの失速でツキを失ったと見て、吉田隼人を背中に乗せるステラヴェローチェを切ったのだった。
労働の日曜日、お使いに出ていた若者から、午後になって強い雨が降ってきたとの報告があった。
馬券は昼休みに仕込み済みで、そこからではどうにもならなかった。
結局ステラヴェローチェが3着。
三連単は589.8倍だった。
かつてサニースワローで2着に入り、サニーブライアンで栄冠を手にした「ダービー連対率10割」大西直宏は、乗り馬がない年でもダービーの日は東京競馬場で過ごしていたという。
俺も競馬場には入れないにしろ(抽選に外れた)、せめて府中で過ごしていれば、レース前の雨を見てステラヴェローチェを買えたと思うんだがなあ……
鼻差で屈した2着のエフフォーリアは、皐月賞に続く無敗のダービー制覇を逃した。コンビを組んだ22歳の横山武史騎手の戦後最年少ダービー制覇もならなかった。
(スポーツ報知)
レース前に「横山武史にダービーはまだ早い」などと決めつけたことを言っていた連中は、今頃しれっと「惜しかった」と言っているかもしれない。
世の中なんて、人間なんて、そんなもんだ。
俺はこれから横山武史を応援したくなってきた。
ダービーで惜敗したからこそ応援したくなってきた。
外野の声などきにせずに、運命を信じて騎手人生を歩んでいけばいい。
君ならできる。
なんといっても、君の父親は横山典弘なのだから。