東京競馬場で逢おう 日本ダービー

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ここは場末の地方競馬場じゃないんだぜ。

天下の中央競馬、チャンピオンコースの東京競馬場

それでも片隅にはこんな自動販売機がある。

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ドーナツ4個で320円は安い。

そして美味い。

競馬を見ながらつまむと手がベタつくのがあれだが。

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今日の日本ダービーは第86回。

ウイニング競馬のインタビューだったか、武豊が第100回に騎乗することを目標にしていると話しているのを聞いたことがある。

その頃の武豊は64歳。

俺は53歳。

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今まで一番馬券が上手いなあ、と思わされた話。

オルフェーヴルの引退レースだった有馬記念単勝を10000円買い、17000円の払い戻しを受け、そのまま家族で夕食に行った話。

これは俺の話ではない。

目的があって、目的を満たせる金額をさらっと手に入れて、それだけで競馬場から消えていく。

今日のサートゥルナーリアもそのあたりのオッズをうろうろしていたのだが、まさか馬券圏外とはねえ……

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昼休み、ダービーに騎乗する騎手紹介。

ここは竹之下智昭と横山武史に大きな歓声が送られる優しい世界。

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今年は一人でダービー観戦。

寂しくない、これは贅沢な時間だ。

かつては一緒に競馬場に来ていたのに、今はもう……の友人たちを思い出す。

まあ、全部が全部不幸な理由で離れていったわけじゃないけどね。

同じように生き、同じように暮らし、今年もまたダービーの日に競馬場にやってくることができた。

これもまたひとつの勝利の形。

たまには自分を褒めないと、癒してやらないと、いつか突然不可抗力でぶった切られる日まで人生は続いていくのだから。

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日本ダービー 予想と結果

◎サートゥルナーリア 4着

◯ダノンキングリー 2着

▲ヴェロックス 3着

△アドマイヤジャスタ 18着

△シュヴァルツリーゼ 16着

 

今日のところはロジャーバローズも浜中もおめでとう!

ということでもういいや。

逃げたリオンリオン、そして真っ向勝負で勝ちにいく競馬をしたダノンキングリーも立派だったと思う。

ヴェロックスは捉えどころがなくて、秋からも馬券での取り扱いが難しそう。

アドマイヤジャスタは−16キロで直前の調教も今思えば軽め、「整えるための調教でもいい時計が出た」なんて陣営のコメントがあったけど、これは出てくるだけで余力のない参加賞だった。

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ダービーが終わって来週には新馬戦が始まる。

次の世代は、自己流でレーティングなんぞつけながらマメにチェックしていこうかと思っている。

以前に柏木集保が「こうすれば競馬がさらに楽しくなる」と勧めていた見方。

俺も武豊とともに第100回のダービーを目指してやる。