俺が作った地獄の話

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「不機嫌さで他人をコントロールする同僚を許せるか」と言われたら、誰だって許せないと答える。

そうか、ならばこの部署にそんな態度をとる人間はいないはずだと、初日の打ち合わせというか顔合わせというか、そんな話からスタートしたのが去年の春だった。

理不尽さを消すのが俺の仕事だと思っていた。

今年の春、他の部署に旅立っていった仲間たちは、移った先でさっそく理不尽さに苦しめられているという。

一人だけでは世界なんてとんでもない、小さな人間たちの集合体すら変えられないのだ。

 

「門限なんて決められたら俺が一番困る」とアンチ管理野球を貫いていた近鉄仰木監督は、勇退間際のキャンプでは門限を設けて、破った選手からは罰金を取っていたという。

次の監督になったら厳しくなるから(それがあの鈴木啓示だった……)今のうちに慣れておいたほうが、の配慮だったらしい。

旧態依然とした組織の中で、図々しくも人の面倒を見ようと思うと、どこまで考えてもキリがないのだな。
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こちらは3日前に行った浜川崎の「朝日湯源泉ゆいる」。

湿度があって100℃超のサウナ、深さがあって13℃の水風呂、しょっぱい温泉。

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首を傾げたプリンパフェ。

この洗練されたサウナ屋を満喫してから、向かいの「そば うどん」の暖簾だけがかかった店でかけそばでも食べて帰れば、それもまた自律神経の振り幅が大きな一日になる。