京都府知事に恨みはないけど

f:id:tsumetaimizuburo:20210410000209j:image

マスクをしていればいいだけなのだ。

人から貰わなければ風邪はひかない。

つくづく、これまでは貰い物ばかりしながら生きてきたんだなと思う。

まん延防止等重点措置、3都県に政府適用…期限は東京が5月11日・京都・沖縄は5月5日まで : 政治 : ニュース : 読売新聞オンライン

京都府の西脇隆俊知事は「重点措置によって(感染)急拡大の波を抑え、コロナに打ち勝ちたい」と話した。沖縄県玉城デニー知事は「この局面を乗り越えるには適用もやむなし」と語った。

(読売新聞オンライン)

京都府知事に恨みはないけど、これまで失ったものや思い出を勘定してみれば、例え明日突然コロナがすべて消えても、もう負けでしょうこれは。

長い長い敗戦処理が続く。

f:id:tsumetaimizuburo:20210410000232j:image

今日のサウナは幡ヶ谷の観音湯。

ここの金曜は休みであることが多く、たまに営業している金曜は穴場になる。

そういうわけで今夜は3セットともサウナ室を独り占めで楽しんでしまった。

ここのところサウナ施設がやや空きだしたのは、飲食店の営業時間が延びた効果だと思っていたが、「まん防」のおかげでまた元に戻るのかもしれない。

俺が作った地獄の話

f:id:tsumetaimizuburo:20210408232244j:image

「不機嫌さで他人をコントロールする同僚を許せるか」と言われたら、誰だって許せないと答える。

そうか、ならばこの部署にそんな態度をとる人間はいないはずだと、初日の打ち合わせというか顔合わせというか、そんな話からスタートしたのが去年の春だった。

理不尽さを消すのが俺の仕事だと思っていた。

今年の春、他の部署に旅立っていった仲間たちは、移った先でさっそく理不尽さに苦しめられているという。

一人だけでは世界なんてとんでもない、小さな人間たちの集合体すら変えられないのだ。

 

「門限なんて決められたら俺が一番困る」とアンチ管理野球を貫いていた近鉄仰木監督は、勇退間際のキャンプでは門限を設けて、破った選手からは罰金を取っていたという。

次の監督になったら厳しくなるから(それがあの鈴木啓示だった……)今のうちに慣れておいたほうが、の配慮だったらしい。

旧態依然とした組織の中で、図々しくも人の面倒を見ようと思うと、どこまで考えてもキリがないのだな。
f:id:tsumetaimizuburo:20210408232237j:image

こちらは3日前に行った浜川崎の「朝日湯源泉ゆいる」。

湿度があって100℃超のサウナ、深さがあって13℃の水風呂、しょっぱい温泉。

f:id:tsumetaimizuburo:20210408232412j:image

首を傾げたプリンパフェ。

この洗練されたサウナ屋を満喫してから、向かいの「そば うどん」の暖簾だけがかかった店でかけそばでも食べて帰れば、それもまた自律神経の振り幅が大きな一日になる。

【相手探し】大阪杯予想【2021】

f:id:tsumetaimizuburo:20210403225542j:image

◎コントレイル

○レイパパレ

▲サリオス

ワグネリアン 

カデナ

 

◎コントレイルで問題ない。昨年の三冠馬ジャパンカップでも煮え切らない出来ながらアーモンドアイを相手にコンマ2秒差まで詰め、三冠馬牝馬デアリングタクトに先着している。調教も動いていて、この馬を軽視するとしたら「とりあえず人気馬は切る」という野蛮な態度しかないだろう。磐石だ。

 

○レイパパレは本来ここが試金石だが、5戦5勝の戦績の魅力で。前走もG3とはいえ人気で阪神2000mを勝っている。コントレイルへなんとか逆転の目を見出したいならこういうタイプかと。

 

▲サリオスは昨春にコントレイルの後塵を排し続けた馬。一年経って逆転も……となればドラマだが、2000mはむしろコントレイルの得意な条件に寄った印象が強い。2着まで。

 

ワグネリアンは昔の名前だがこのメンバーなら三連単の3列目も、△カデナはここまで人気がないならむしろ気になる昨年の4着馬だ。

 

セントライトは立ったまま死んだ馬である。いつものように朝の食事を持っていって馬手が置いてくる間、馬が死んでいることに気がつかなかったそうだ。

本番に強い馬で、ここ一番という時には絶対に負けずに、史上初の三冠馬となったのだ。

寺山修司『ネバーセイダイ』より)

普段から「黙食」してるけどさ

f:id:tsumetaimizuburo:20210403212556j:image

今日のサウナはサンフラワーだった。

ジムサウナに行こうと家を出たのに、どうしてか着いたのは巣鴨だった。

鼻の粘膜より先に、髭の剃り跡がヒリつくカラカラ設定のサウナ。

今日の俺はこういうのがほしかったらしい。
f:id:tsumetaimizuburo:20210403212547j:image

母校、東京大学の横を歩く。

無事に夏目ちゃんと結婚した有吉弘行は、都内の散歩を趣味にしているのだという。

都内は駅前ごとに色が違うし、その駅の間隔が短いし、駅がないエリアにはビルの谷間に取り残された風情があったりするし、確かに飽きないよね。

あの有吉もアラフィフ。

これから自分が枯れていく形の手本にしたい。

f:id:tsumetaimizuburo:20210403212534j:image

東京大学といえば赤門。

母校とか抜かしてるくせに、今は赤門が閉まっているのを知らなかった。

耐震基準でなんとかかんとかと書かれていたような。
f:id:tsumetaimizuburo:20210403212608j:image

湯島の喫茶店、みじんこで休憩。

2段式プリンを拝みたくて立ち寄ったのだが、さすがは人気メニューで今日は売り切れ。

代わりに2段式ホットケーキと、カフェラテをホットで。
f:id:tsumetaimizuburo:20210403212603j:image

俺はさ、どこにだって一人で行くし、一人で食べる。

「黙食」なんて言われたって、普段からそうなんだから、大したストレスではない。

だがなあ、世の中には誰かと一緒に食べて、話して、それを生きるためのエネルギーにしていた人だっているんだ。

人種としては別種だとしても、彼らがストレスを積み重ね続けているのは理解しておかなければ。

想像力を失くしても生きていられるほど、俺はまだ偉くはなっていないので。

サウナ屋と餃子の王将

f:id:tsumetaimizuburo:20210403071243j:image

東京のサウナ屋はどこも同じようになってしまった。

サウナが違う、水風呂が違う、メシが違う、料金が違う、親会社が違う。

でも根本は一緒だ。

日高屋ほどではないけれど、餃子の王将並みのチェーン店感はある。

各店にオリジナルのメニューを出す程度の裁量はあるが、入ってみれば「イーガーコーテル」で、王将はどこに行っても王将の空気で間違いない。

東京からはくたびれた魂が漂っている、腐った魂でも漂うのが許される、そんなサウナ屋は消えていった。

だからぼちぼちと俺は弾き出される。

むしろ今でも粘りすぎか。

これもまた間違いない。

f:id:tsumetaimizuburo:20210403071949j:image

サウナユーザーの層は広がった。

要望と苦情、好感と嫌気、満足と不満足。

主に他店との比較をもって語られるそれが、直接か間接かSNSか、大量に吐き出される。

サウナ屋はそれをしっかり受けとめ改善につなげる。

お客が来なければ店も生活も続かない。

当然だろう。

ある種の浄化だったのかもしれない。

結果、サウナ屋はどこに行っても画一的な雰囲気が流れる空間になった。

かつてのように、腐った魂でも置かせてもらえる場所ではなくなった。

f:id:tsumetaimizuburo:20210403072654j:image

昨日のサウナはロスコ。

久しぶりすぎてなにを食ったらいいのかもわからなかった。

露天風呂には白い椅子が2脚置かれて、天降石活性水のジャグジーを楽しむというより、外気浴のためのスペースになっていた。