オリックス・バファローズの残り10試合

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首位を走るオリックスに、またしてもアクシデントが発生した。「3番遊撃」で起用された紅林弘太郎内野手(19)が、8回1死一、二塁で、ソフトバンク千賀の150キロ直球が左手首付近に直撃。その場にうずくまり、数秒間、立ち上がれなかった。苦悶(くもん)の表情を浮かべて三塁側ベンチに下がった。治療を試みたがプレー続行できず、代走が送られた。

骨折の疑いがあり、精密検査を受けるため、試合後に福岡市内の病院に向かった。ユニホームからスーツに着替え、左手をアイシング。右手でキャリーケースを持ち、球場を出た。精密検査の結果、骨折はしておらず、大事には至らなかった。

(日刊スポーツ)

吉田正尚の骨は折れてしまった。

だが紅林弘太郎は踏みとどまった。

 

現在のオリックスは、2位ロッテに2.5ゲーム差をつけた首位である。

 

12日(火)〜14日(木)対ロッテ

15日(金)〜17日(日)対日本ハム

19日(火)20日(水)対楽天

21日(木)対西武

25日(月)対楽天

 

ポツンと離れ小島になっている25日は、見ただけでなんだか嫌な予感がする日程だ。

もっと嫌な予感がするのは、残り試合数がオリックスより3試合多いロッテは、その3試合を27日(水)、29日(金)、30日(土)に残しているということ。

オリックスは1.5より多くのゲーム差をつけて全日程を終了しないと、ロッテの結果待ちの日々を送る羽目になる。

 

有利な立場ではあるけれど、明日からのロッテ3連戦の結果によって状況はガラリと変わる。

ポイントは抑えの平野佳寿がなんとか踏ん張れるかどうかだな。

平野がバテたらチームがバテる。

 

実は今日のドラフト会議の結果はあまり気になっていない(これから寝る前に消化するけど)。

オリックスはどんな選手でも育てるし、育つし、使いこなせるチームになったから。

つくづくたった一年でずいぶん遠いところへ来たものだと思う。

だがまずは、今年を見守る。