ロスコのMOKUタオル

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ロスコの名が入ったグッズが出るのは衝撃で、嬉しくて、笑ってしまった。

この種のものを集める趣味も金もないけれど(いや、金があれば集めていたかも)、これは絶対に買ってやろうと思っていた。

販売開始の金曜、ロスコを普段より多くの人が訪れているのがうかがえた。

多くの人がMOKUタオルを購入している様子だった。

ロスコは愛されつつ、我々はこの店のグッズが出る意外性に驚かされつつ、そんな状況をどこか俯瞰でほほえましく見守られている感覚もあって、そうか他の人たちも笑うんだなと思った。

俺は相変わらずの生活をしているので、金曜も土曜も日曜もロスコに足を運べなかったけれど、月曜になってようやく購入できた。

なんとか間に合って残っていたのは3色、置かれているのが在庫の限りとのことだった。

駒込に神様はいるね。

俺には「ロスコのサウナ、いいですよね」と【意外に】のニュアンスを含めて訊かれたら、「そうだね」ではなく「そうだよ」と表情を変えずに返すくらいの人間性の冷たさと、ロスコへの思い入れがある。

思い出がある。

腐れ縁だからこその付き合いの長さがある。

 

こうして昨日はロスコでMOKUタオルを買った。

俺は素材としてのMOKUタオルがどんなものなのか、これまでもこれからもわからない。

これはもう永久保存にしようと思っているからだ。

だったら「使用分」も買えばよかっただけなんだけど、そこは小遣い生活者だからね。

 

そうして今日は朝から酷い仕事をして、夜は大学に行って、帰ってきたら23時だった。

こんな日を明日も明後日も繰り返すくせに、気持ちはなんだか平穏だ。

自分の好きな場所を、たくさんの人にも好きでいてもらえれるのは、本当に嬉しかった。