寺島浴場から歩いてとりとめのない話

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寺島浴場は、サウナ室をあの小さなサイズで(実質の定員は最上段の2人のみだと思う)よくぞ改装してくれたものだと思った。

そして注意書きの通り、確かにセルフロウリュの時は声を掛け合わないと駄目。

手先、足先、耳の端、熱くて溶け出してしまいそうになる。

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初めてでも、銭湯は近づけば煙突が見えてきて安堵するものだけれど、寺島浴場はビルの奥にあった。

ある種の初見殺し。

いつまで経っても「旧玉ノ井」の表記を残してくれている、東向島駅から徒歩3分くらい。
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サウナ東京ドームでは、400勝左腕がいつも主のように座っていて、汗を流していたという。

サウナは身体にいい。

エビデンス金田正一です。
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これは全然サウナとも、寺島浴場とも関係ない話なんだけど、どうしてもしがみつかなければならなくなった時に、「愛」という言葉を使うのは周りの不倫で何度か見てきた光景ですね。
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だいたい60日間続けて働いて、その後4日間休んだだけなのに、もう4年間休んだ気分になっている。

時間の感覚がバグっている。

曜日の感覚はようやく戻ってきた。

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「あんた2ヶ月間働きすぎだから、いくらか休んでたことにしていい?」と連絡がきた。

「今日で辞めたことにしてください」と、丁寧に答えた。

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なんでもペラペラ喋るやつがコミュニケーションの勝者じゃない。

思慮深く言葉を選んで喋るタイプは、もっと自信を持っていい。

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最近、本当に母親がまともになって元気なんだよ。

鬱を抜け出した母親は、トンネルの向こうで楽しそうに過ごしだした。

一方、かつての母親の姿を見て鬱を恐れ神経を使い恐る恐る生きてきた息子は、ずっと低空飛行のままで変わらない。

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これ!

この車両!

東武特急りょうもう号が、いつのまにか1800系時代の復刻カラーで走っていた。

この色の車両が曳舟の高架の上を走っているのを見た瞬間、腰が抜けるかと思った。

電車の中に自販機があるだけで相当に特別だった時代。

確か細いポカリが150円で売っていた。
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薄っすらと記憶にあるような、ないような。

松屋の屋上の遊園地はいつまであったのだろうか?

俺は親に連れられて、細いポカリを飲みながら館林から来たことがあるのだろうか。
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浅草の日は暮れていく。

ここはインバウンドの夢の跡。
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そろそろ帰りますか。

昨日の俺が大量に作ったカレーがまだ残っているはず。

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わざわざ長々とこんなブログを書いているのは、長々と生きた元を取ろうとしているから。
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浅草もだいぶ人は減ったけれど、減った人はいつか帰ってくるのか、消えてしまってそのままなのか、それはわからん。
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ロック座の前を通って、ウインズの裏。

便利で大胆な立地にある御宿野乃に今日は宿泊。

ごめん、最初からこうするのは決めてた。
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一言で言えば和のドーミーイン。

夜鳴きそばもちゃんとあるし、浴室前にはアイスも置かれている。

民宿感が強い部屋なのは、一番安いプランだからこれでいい。

これしかないだろ。