4歳の長男、生後1.5ヶ月の次男。
ふたりの面倒を一手に引き受ける、となれば次男に向けるウエイトが大きくなるのは必然。
泣けばオムツを替え、ミルクをあげて…などとやっていれば、長男のことは構ってあげられない。
「僕とも遊んでよ」
「外に行きたいよ」
「お腹が減った」
「さっきから赤ちゃんばっかり」
「もうパパがいてもつまんないよ!」
よかった。
長男は普通の子だった。
普通、という言葉にここでは引っかからない。
普通とはなんぞや、なんて展開も今日はしない。
とにかくまあよかったの意。
以前からもの分かりが良過ぎで不安に思っていたんだ。
保育園は楽しい、弟が生まれてくるのは楽しみ、僕も弟の面倒見るよ、家族みんなで仲良くしようよ…
清く、正しく、素直で、そんなところに却って不安を覚えていた。
今日はしっかりと自己主張、ワガママというか本音をぶつけてくれた。
パパは安心したよ。
これからもほどほどにワガママを言ってくれ。
それじゃあ、おやすみなさい。