「今年の年越しそばまで生きられるだろうか」

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赤羽でサウナに入り、マッサージ店に寄った日曜日。

「これは酷いわねえ」

「だいぶ辛かったでしょうね」

「痛いけど、具合よくするためだから我慢してね」

と、子どものように扱われながら主に肩、そして首をグリグリとやられた。

身体が軽くなった!と喜んだけれども、今寝る前になるとかなり凝りが復活している。

それでも数時間は常人のように過ごせたのだから感謝しなければならない。

いつだって下から目線。

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今日で今年の上半期が終了。

特に6月で締める仕事も抱えていないから感慨はない。

ただ実家の父は「今年の年越しそばまで生きられるだろうか」と口にしているらしい。

朝の8時に母からメールがあった。

返事はしていない。

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子ども返りのマッサージの前に入ったサウナはコスモプラザ赤羽だった。

湿度があって熱さに隙間がないサウナ室、深さがあって重さを感じる水風呂。

地味だけれども実力派、こういう人がいないと職場は中身の伴わない出世希望者のスタンドプレーに潰されてしまう。

いや、休みの日なんだから仕事の話はやめよう。

あと5分で大好きな日曜日が終わってしまうけれど、それでもまだ日曜日なのだから。

卵と出汁の割合が

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湿度のあるサウナが好き!

と言いながら梅雨の湿気を嫌うのは矛盾しているのかもしれないし、俺は駅から家までを680円の傘をケチってずぶ濡れの帰り道とするべき人間なのかもしれない。

 

オリックス・バファローズのファンだということにしているが(中川くん交流戦首位打者おめでとう!)、口を突くのは主にフロントと首脳陣への不満ばかりで、特に山本由伸には今すぐFA権を与えることが正義であると信じて疑わない。

 

トマトは嫌いでも、ピザであれば食う。

山登りと聞けば「平らな山なら喜んで行くんだけど」と野比のび太になるが、山頂の空気が忘れられないからたまには登らないと心が死ぬ。

眠くてたまらなくて横になって3時間も経って日付が変わったのにこんなブログを書いてるのはおかしい。

 

要するに曖昧に思い込んで決めつけている自分に騙されるな、物事の好きと嫌いのボーダーラインはいい加減、ということ。

俺はもしかして妻のことが好きなのかもしれないし、仕事が楽しくてたまらないから毎日通うのかもしれないし、本当は讀賣巨人軍のファンなのかもしれないし、茶碗蒸しと玉子豆腐どっちがどっちでもいいと思っている。

あれは具を入れてこその茶碗蒸しというのもあるが、卵と出汁の割合が違うことで味の違いが出てくるものなのであって、もう寝る。

おやすみなさい。

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そろそろしきじに行こう。

「じゃあ行ってくるから」といつものようにスーツ姿で家を出て、ひかり465号で静岡に向かうんだ。

俺は結構疲れている。

雨の日がかわいそう

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食べたいものは食べておけ。

胃瘻って何だか知ってるかい?

 

行きたいとこには行っておけ。

小さな街は地図から消えてしまう時代がすぐそこに。

 

会いたい奴には会っておけ。

人は簡単に死ぬ、そこにはお前も含まれる。

 

寝たい時には寝ろ。

睡眠を惜しむと永眠することになるぞ。

 

嫌な奴は殴れ。

自分だけが病むのはおかしな話。

 

他人の評価は気にするな。

相手も所詮はお前と同じ世界を生きる程度の人間に過ぎないのだから。

 

物事を心配し過ぎるな。

だいたい想像の上をいく悪い結果が待っている。

 

雨の日は外に出ろ。

晴れの日ばかりを喜んでいたら、雨の日がかわいそうだ。

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今日のサウナは水道橋のラクーアへ。

インスタのフォロワー1万人達成記念キャンペーンとやらで2000円を切る割引料金。

この価格ならば新宿の金券ショップを回ってからでなくとも、小遣い制のサラリーマンであっても、ラクーアに来ることができる。

坊主頭と会話の内容からして明らかな高校球児の集団と一緒にロウリュを受けたのだが、学校はどうなっているのだろう?

彼らも月曜昼からサウナに入っているおっさんを何者かと思っているだろうが、俺は20年後の君たちの姿なんだよ。

残念ながら。

【逃げ切る】宝塚記念予想【2019】

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◎キセキ

アルアイン

リスグラシュー

レイデオロ

△エタリオウ

 

◎キセキが逃げ切る。もはや右回り左回りを問題にする馬でもない。有馬記念は余力の一戦にしてはよく粘り、前走の大阪杯紙一重の2着。昨秋東京コースでガンガン逃げたイメージが強く、先手を取りにいけば絡んでくる馬もいないだろう。調教も動いており、今回はあっさりの逃げ切りまであるかもしれない。どんな馬場でも対応できるのも好材料だ。

 

アルアイン大阪杯を制した割に影が薄く、これは狙い目。キレに頼らない先行タイプなので、キセキを深追いしないorぶっ飛ばすキセキについていって後続までもがペースに戸惑う展開になれば相手はこの馬。

 

リスグラシューがおそらく上がり最速をマークするレースになるのではないか。キセキを追った馬が力尽き、息を潜めていた差し追い込み勢の決め手が生きる展開になれば台頭する。鞍上D.レーンへの期待も加えれば、キセキを差して突き抜ける買い目も必要になる。

 

レイデオロは昨春のドバイ遠征後、秋のオールカマーまで半年間の休養をとった。今年も同じく春のドバイを走ったが、今回は休養3ヶ月での宝塚記念。ドバイで結果を出せなかった分を、今年は焦って取り返しにきたように見える。実力を認めつつ、評価は割引き。

 

△エタリオウは11戦で1勝2着7回の愛すべき勝ち切れない馬。前にいってもキセキは交わせず、捲りならレイデオロに一日の長があり、追い込みに賭ければリスグラシューが上回る。馬券圏内はありえても、念願のG1制覇にはまだ夏を越えての成長が必要なように思える。

金春湯(東京都品川区)

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横浜での研修を終えた帰り道。

サウナに寄ろう!となれば、順当なら横浜駅直結のスカイスパ。

捻りを加えてスパイアス、足を延ばしてユーランド鶴見かおふろの国か。

しかし俺には行ってみたいところがあった。

そして気持ちよくぶっ飛ばす京急にも乗りたかった。

だから品川方面へ。

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行きたかったのは金春湯。

最近サウナ好きの筋ではよく聞く金春湯。

金春湯と書いて「こんぱるゆ」。

品川区にあるということしか頭に入っていなかったから、品川駅で降りればいいと思っていたから、京急と発想が繋がったのだ。

快特平和島を通過するあたりで最寄りは大崎駅であることを知った。

知ったというか調べたわけだが、つくづく令和は便利な世の中。

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大崎駅は品川駅の腰巾着というと言葉が悪いが、まあ続きもののイメージを持っていたわけだが、それは誤りだった。

西口から金春湯までは懐かしくなるような「普通の街並み」。

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いくらでも浪費しろ!

とは言いにくいご時世だけど、節電の文字は見たくない。

嫌な思い出。

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金曜の夕方なのに静かなんだよなあ。

俺は大崎のことなんてちっとも知らなかった。

大崎に偏見を持っていた。

大崎に謝らなければならない。

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落ち着いていて、古き良き商店も生きていて、時代になんぞ流されてないという意地も感じられて、このあたりはいい街。

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俺には知らない東京がまだまだ残されている。

もうしばらく、生きましょうか。

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やっと目的地の金春湯。

住宅地に馴染んだ店構え、勝手に抱いていたビルの谷間に埋もれたイメージではなかった。

品川区と聞くと高層ビルばかりが浮かんでしまう、田舎者の脳みそだから許しておくれ。

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サウナ利用は銭湯料金にプラス300円。

シャンプー、ボディソープは備え付けあり。

サウナは入った瞬間空箱?と思えるくらいに何も無い長方形。

テレビは無く、音楽も無く、サウナマットは受付で借りたものを自分で敷く方式。

顔が熱くなり、多少熱がサウナ室の上方に溜まっている感覚だったが、そこはタオルをヘリコプター回しして拡散する。

自分の居場所は自分で作る、快適な環境は自分で生み出す。

自分で、自分で、自分で。

それでもたまには誰かに甘えないと、人生の長丁場はしんどいよ。

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排水口の隅切りがあって七角形の水風呂は18℃、腕にも足にもかなりのあまみ。

風呂上がりは風通しのいい休憩スペースで、クラフトビール600円のおつまみ付き。

こうして穏やかに、気持ち良く週末に入っていく。

研修の内容はもう忘れた。

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頭を下げることなんてないよ。

こちらこそありがとうだよ。

また来るよ、金春湯。

 

【金春湯】

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