【逃げ切る】宝塚記念予想【2019】

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◎キセキ

アルアイン

リスグラシュー

レイデオロ

△エタリオウ

 

◎キセキが逃げ切る。もはや右回り左回りを問題にする馬でもない。有馬記念は余力の一戦にしてはよく粘り、前走の大阪杯紙一重の2着。昨秋東京コースでガンガン逃げたイメージが強く、先手を取りにいけば絡んでくる馬もいないだろう。調教も動いており、今回はあっさりの逃げ切りまであるかもしれない。どんな馬場でも対応できるのも好材料だ。

 

アルアイン大阪杯を制した割に影が薄く、これは狙い目。キレに頼らない先行タイプなので、キセキを深追いしないorぶっ飛ばすキセキについていって後続までもがペースに戸惑う展開になれば相手はこの馬。

 

リスグラシューがおそらく上がり最速をマークするレースになるのではないか。キセキを追った馬が力尽き、息を潜めていた差し追い込み勢の決め手が生きる展開になれば台頭する。鞍上D.レーンへの期待も加えれば、キセキを差して突き抜ける買い目も必要になる。

 

レイデオロは昨春のドバイ遠征後、秋のオールカマーまで半年間の休養をとった。今年も同じく春のドバイを走ったが、今回は休養3ヶ月での宝塚記念。ドバイで結果を出せなかった分を、今年は焦って取り返しにきたように見える。実力を認めつつ、評価は割引き。

 

△エタリオウは11戦で1勝2着7回の愛すべき勝ち切れない馬。前にいってもキセキは交わせず、捲りならレイデオロに一日の長があり、追い込みに賭ければリスグラシューが上回る。馬券圏内はありえても、念願のG1制覇にはまだ夏を越えての成長が必要なように思える。